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2007年8月23日 (木)

今夜は本の話 その7

匂いの記憶・・高橋克彦著

友人から知り合いの小父さんが亡くなったと聞き、火葬に立ち会う事に。子供の時その小父さんに絵を習って・・。父の蒸発小父さんの引越し母の再婚夢の中で、ある匂いが・・幸せな匂い、鮮やかな原色の光景(空、山、草花)、父と母と・・父の匂い?子供の時の絵が出てきて・・父の後自分も行方不明になり、三日後に小父さんの土蔵から、昔母は小父さんの家のお手伝いを、絵を見た次の日父が失踪、その絵は夢の中の懐かしい光景で(夢の中の父は小父さん)。

現実の中であの匂いが・・吐き気が・・思い出す。父が小父さんの土蔵に隠れて、母が父の傍についていろと、土蔵に鍵をされ、父から甘酸っぱい匂いが、父が天井を開け上へと、自分も一緒に・・母に引き戻され(母の僅かな親心)。事件の発覚を恐れ小父さんは引越し、母は再婚。その後、小父さんはボケ症状で隠していた事をポロポロと・・あの匂いは、亡き父の時の経過によるそれで・・恐ろしくも大切な匂・・

・・自分が鼻だけ効くせいか、匂いによる記憶の揺り戻しが一番強烈な気がする。どちらにしても現在は情報が豊富で迅速なだけのこと、今も昔もいろいろで・・

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