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2007年8月 5日 (日)

映画3・・レジェンド・オブ・フォール

レジェンド・オブ・フォール果てしなき想い(1994・アメリカ)

82aae38396e383bbe38395e382a9e383bce監督・エドワード・ズウィック、出演・ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、アイダン・クイン・・

20世紀初め、雄大なモンタナの牧場。元騎兵隊大佐のウィリアム・ラドロー(ホプキンス)は、戦いの記憶から逃れるため、この地に定住して3人の息子達の成長を見守る。中でも、狩りを好む野性児の次男トリスタン(ピット)に愛情を注ぐ。ウィリアムの妻イザベルは、過酷な自然環境に耐えず別居して街に住む。

時は流れ、息子達はそれぞれの思いを胸に人生を模索、壮大な自然美溢れる大地で、強大な運命はやがて一家を巻き込む。

ハーバード大で学んだ末っ子サミュエル(ヘンリー・トーマス)が、婚約者スザンナ(ジュリア・オーモンド)と帰郷。第一次大戦が勃発、3兄弟はヨーロッパ戦線に出征、サミュエルが戦死。帰国したトリスタンは、悲しみのスザンナを慰め二人は結ばれるが、同じく彼女を愛する長男のアルフレッド(クイン)は街へ去る。アルフレッドは街で事業に成功するが、弟を救えなかった罪の意識に憔悴したトリスタンは、永遠に待つと言うスザンナを残し放浪の旅に。数年後、帰って来たトリスタンを迎えたのは、半身付随のウィリアム。議員となったアルフレッドとスザンナは結婚し新生活。トリスタンは、ネイティヴ・アメリカンとの混血で、使用人の娘イザベルと結婚し息子と娘が誕生。彼は禁酒法に逆らい酒を売っていたが、ある日、警察の待ち伏せで、威嚇射撃の流れ弾でイザベルが死ぬ。刑務所のトリスタンをイザベルが訪ね、未だ消せぬ彼への思いを告白。彼は拒絶し、スザンナは自殺。トリスタンは、銃を撃った警官に復讐。スザンナをモンタナに埋葬、再会したアルフレッドはトリスタンに「私は神と人間のルールに従って来た。お前は何事にも従わなかったが、皆はお前を愛した」と。トリスタンは、兄に子供を預かってくれるよう頼み去る寸前、現れた警察が彼に銃を向けると、父はトリスタンの前に立ちはだかり、兄が二人を守るため警察を銃撃。トリスタンは再び野の人となり、長年の宿敵だった熊と戦い、63年に死ぬ。

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コメント

“その秋の伝説たち”。

 男性には、理性的な面と、野性的な面が同居しているのです。
 そして多くの場合(?)、野性的な面が女性を惹きつける。

 男性は多かれ少なかれ、どこかで「自分を理解してもらいたい」と願ってるわけです。
 それを理性的に社会的成功によって理解されようとするのか、あるいは野性的な強さによって自分を見せようとするのか、それは男性が持っている性格によるのでしょうね。

 そういう意味で、この映画のトリスタン(ブラッド・ピット)は幸福でした。

 そしてアルフレッド(アイダン・クイン)。彼は社会的な成功を獲得しながら、それを近親者に理解されない苦しさ。
 彼が望めば、どんな美女でも望むことが出来ただろうに、意中の女性に振り向かれない寂しさ。

 …そして自分だけが彼女を幸福に出来ると信じて娶ったのに、、彼女は自刃してしまう。

 男としては、どんなに地位やお金があっても、こんなに苦しいことはないでしょう。
 プライドもあったでしょうが、それ以上に愛すべき人を失うのは、つらい。

 それでも亡き女性が愛した男が殺されるのを潔しとしない、、それが男気なのでしょう。


 アルフレッド(アイダン・クイン)の理性的な男気。トリスタン(ブラッド・ピット)の野性的な男気。
 どちらも伝説と言えるし、それはラストシーンに親子が理解し合った秋の伝説だったわけです(ようやく、タイトルが“レジェンズ・オブ・ザフォール”だということに納得。)。

…・さて、残念ながら私には男の「色気」はついに分かりませんでした。しかし、それはきっと男気のことを指しているんじゃなかろうかな、と。

*私だったらどうしていたか。そういう視点でも考えされられる映画でした。

投稿: らむだ。 | 2011年8月11日 (木) 23時19分

なるほど、色んな見方があるものですね。
the Fallの意味に関しては諸説(宗教的な転落とか)あるようですが、この一家の長きに渡っての没落とか衰亡して行く様を見ているようでしたっけ。やっぱり秋の意味なのかも知れないけど。

理性と野性については、どちら寄りかということですね。ここのヒロインには感情移入できませんでしたが、目線を変えて逆から見たら同じなのかもね。

男性の色気については、女性目線でもそれこそ人それぞれでしょうが、一言足りないくらいがちょうどいいかな。
俗に言う男が男に惚れるという場合には、男気にということになるのでしょう。
ともかく、男性には幸せでいて欲しいです。

らむださん、大変よく書けました◎ (笑)

投稿: 時雨 | 2011年8月12日 (金) 22時12分

おおおっ、そうか、FALL は“凋落”と訳すべきなのかも。 ただ、インディアンの語りからすると、凋落の伝説を語っているのとも違うかな、と。 考えさせられるところです。

このヒロインに感情移入、まではできませんでしたが、私にはよく分かった“つもり”です。

さて、男性は“一言足りないくらいがちょうどいい”…、そうだといいなあ。でも、「言わないほうがいい」って思ってしまうことはたくさんあるんです。


男性の幸せ…、がんばってみます。


*ふうっ、宿題提出、なんとかできました。

**とりあえず、今年の夏休みは自由な時間が一日だけ。FALL=滝を浴びて参りました。涼しい場所があったことに感謝です。

ではまた、どこかで。

投稿: らむだ。 | 2011年8月13日 (土) 00時58分

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