今夜は本の話 その10
前世の記憶の内のラストの話です。30年ぶりにあの子からの電話。たまたまその前に、懐かしい音楽を聞いていて。友人がいよいよ危ないと。父の転勤で昔いたあの故郷へ。あの子はその友人と結婚し、昔は彼女が自分に気があると・・たいてい友人も一緒で・・彼は30年も目覚めず、あの子が昔からその友人を好きだったと今気がつき、友人が曖昧で、あの子は自分と付き合うふり、彼女は事故の責任が自分にあると(別れの手紙)、実は自分に責任が(彼女とのテープだと聴かせ)。友人は老けていず、彼に詰め寄る、何故自分を信じた・・嘘ばっかりだったのに。二人にとって自分は死神のような、友人はとっくに死んだものと思い、その後のうのうと暮らしてきた。あの頃が目の前に・・映画館の席に二人がいて、仲良く。二人に近づこうと自分が扉のところに・・今、邪魔をして二人に近づかせず・・せめてもの二人への詫び。気が付くと林の中に、二人ともいず、足元に病院の間取りのような礎石が。たぶん二人はとっくに死んで・・または二人との出会いを遮ったことで、二人は別の人生を。自分だけが別の世界に放り出され・・それでもかまわない。
・・人が、思い出したくないものを記憶の奥底にしまったまま、意識の上では無かったことのように生きられるものだとしたら・・というより、それが出来ないと・・キツイ、かも。
| 固定リンク
「本」カテゴリの記事
- 今夜は本の話 その23(2008.08.11)
- 今夜は本の話 その22(2008.06.26)
- 今夜は本の話 その21(2008.05.15)
- 今夜は本の話 その20(2008.04.14)
- 今夜は本の話 その19(2008.03.31)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/414154/8031853
この記事へのトラックバック一覧です: 今夜は本の話 その10:

コメント