時には音楽の話 その1
ホテル・カリフォルニア(1976 イーグルス)
1960年代のアメリカ、ハリウッド(アメリカン)ドリーム、ベトナム戦争、ヒッピー文化の終焉、夢と現実の落差、成功することが自由を奪う、ある日その入り口に立った時チェックインするかしないか・・歌詞に込められた意味については元来語られてこなかったようだが・・自分の夢にどっぷり嵌って現実が見えなくなってしまうと、いずれ大きなツケを払う時が来る・・というメッセージがあるのだそうな。初めてこの曲を聴いたのが何時かはまるで思い出せないのだが、まずメロディに惹かれ、イーグルスというバンド名を知り、歌詞の意味はどんなだろう?と随分経ってから辞書片手に訳してみたこともあるが、訳詩もあるので、その比喩的で不思議な歌詞の中で、気になった言葉たちについてちょっと感じたままを・・
「思い出を心に刻もうと踊る者、全てを忘れるために踊る者」・・むしろ虚しく時代に踊らされているかのよう・・ 「口実の許す限り、せいぜいお楽しみください」・・不本意ながらも自分に言い訳し・・ 「誰もが自分の意思で囚われの身となったものばかり」・・思い込みの波に押され、突き動かされるように・・ 「鋭いナイフを突き立てても、自身の内なる獣を殺せない」・・自分に対する、いきり立つ想いと忸怩たる想い・・ 「元の場所に戻ろうと出口を求め・・自分の運命を受け入れなさい、チェックアウトは自由ですが立ち去ることは出来ません」・・逃れられない現実があり、堪らなく逃れたい閉塞感の狭間で・・自由とは・・人は・・
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