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2007年10月 2日 (火)

本4・・緋文字

緋文字(スカーレット・レター)ナサニエル・ホーソーン著

03227150_1ヘスタは地味な粗衣を纏い、人の群れを離れ海辺の茅屋に住み、苦行七年の贖罪の日々を送る。「暗い色の紋地に赤い文字A」・・ラストの言葉であるが、解釈はさまざまの様。17世紀、新天地を求めアメリカ大陸に渡った人々。その初期のニューイングランド、戒律の厳しいピューリタニズム。暗い真紅の文字は罪の色、地獄の火の色、娘パールはその化身。緋色A・・adultery。

物語は、ヘスタが胸にその文字を記して曝し台に立つところから始まる。7年後、不倫相手の牧師は罪の告白に相応しい所で懺悔したと信じ死に、元夫は懺悔も告白も無く救いの無い地獄へ。牧師と元夫の死後、ヘスタは娘とその地を離れるが、娘の自立と共に再び彼の地へ戻り、懺悔の日々を送りながら少しずつ人格を磨いていく。報われなかった想い、時が過ぎ、死後も遺骨を交えることなく・・

・・原作のホーソーンは、判事だった祖父が魔女裁判のように巫女の血を流した・・という罪意識が基となり、一度犯した罪は魂の穢れとして永久に消えない、と信じていたそう。

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