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2007年12月

2007年12月27日 (木)

今日は映画の話 その11

テルマ&ルイーズ(1991・アメリカ)

Photo この笑顔ですッ!!

監督・リドリー・スコット、出演・スーザン・サランドン、ジーナ・ディビス、ハーヴェイ・カイテル、ブラッド・ピット・・

ウェイトレスで独身のルイーズと抑圧的な夫を持つテルマ、この二人が車で週末の気晴らし旅行に出る。立ち寄った酒場の駐車場でテルマがレイプされそうになり、とっさにルイーズが銃で男を撃ち・・が発端になって、金銭を騙し取られたりなど不運が重なり、二人が思ってもいなかったのっぴきならない方向と。DV・セクハラ・男女差別がまかり通る中で、唯一の男性の良心として描かれるハーヴェイ・カイテル。ままならぬ二人の逃避行が、少しずつ自由と閉塞感の解放に繋がり、着るものや表情まで変わっていく。「明日に向かって撃て」や「俺たちに明日はない」の女二人版ロードムービー。ハーヴェイ・カイテル、よいです。どうしようもないプッツン役のうまいブラピが今回もハマってる。ラスト・砂漠からグランド・キャニオンの絶壁に突っ込む二人の笑顔(写真)!!カナリ、爽快ッ!!!

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2007年12月20日 (木)

パート調理師 その1

パートの調理師で~す。

Photo_3  せっかく調理に携わってきたので受験資格のあるうちにと免許を取り、未だに調理をやっている。どういう訳なんだろ?調理するのはあまり好きではないのにィ。でも、身すぎ・世すぎっていうから・・。これからクリスマス、晦日、元旦と担当なのでチョット忙しい!うぉーッ<(ll゚◇゚ll)>!!ま、仕事だからァ・・ぐぁんばる(ノ I `。)。ともかく体力勝負なので風邪ひかないようにしないと・・

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2007年12月17日 (月)

機織りをやっていて その10

Photo 地糸は淡いベージュ地で。大きな銀地の正鱗には萩と饅頭菊を少し明るめの糸で織り、逆さ鱗には影のように銀糸のみで柄を入れたり小鱗を。最近では赤系の色を使うことは滅多に無く、久しぶりにちょっと色めきたってテンションが上がった(以前使っていた糸が使えなくなってきているので、どんどん余ってしまう・・テンション↓)。自分が好きなこともあるが、鱗模様は使い道が多く結構重宝している。

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2007年12月13日 (木)

今夜は本の話 その14

ホワイト・ジャズ・・ジェームズ・エルロイ

515wbenrxgl_aa240_ 暗黒のLA四部作の最終章(1937~1958)。タイトルになっているのはい白人達(マフィア、富豪、ハリウッドの人間は言うに及ばず、ここでの主役は悪徳の司法行政関係者達)の狂乱のジャズ。エルロイについては過去2回記しているのでここでは多少省くが、情念と暴力の作家と言われ、権威の名の下に悪事を働く白人どもを描きたかったそうな。ドキュメンタリータッチに一人の警官の目で語られ、事件は目まぐるしく果てしなく続く。彼は、周りを狂おしく巻き込み巻き込まれ、凄まじく破滅への道を転がり落ちていく。語られる陰謀と肝計、血を血で洗う暴力、裏切り、賄賂、でっち上げ、捻じ曲げ、隠蔽・・などなど。「秩序、モラルなど*****、そもそもアメリカが清らかだった事など無い、人間が善良だった事も。この世は歪んでいる」・・とか。やっと読み終えて、正直かなり疲れてしまった。人によっては結構落ち込むかも。

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2007年12月 9日 (日)

今夜は本の話 その13

名言大語録(今泉正顕著)その1

4837972861 「愛すべし、狎れしむべからず。愛さるべし、狎るるなかれ」

北野隆春さんの「私の選んだ格言」の中にある言葉です。本来誰の言葉だったのかが非常に興味の尽きないところですが、これがかの清水の次郎長だとか。驚きです!そうかぁ・・フ~ン・・ということで俄然、清水次郎長を身近に感じられるようで不思議ですね。義侠の世界にいて、こんなことも想っていたんだぁ・・ネ。勝手に解釈すると、愛しても愛されてもそれに慣れて狎れ狎れしくするな、ですかね。きっと男女の仲に限らず、人との距離の取りよう、対する節度の必要性を説いたものなのでしょうね。ウ~~ン、深い。

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2007年12月 6日 (木)

今日は映画の話 その10

普通の人々(1980・アメリカ)

Pda193_l 原作・ジュディス・ゲスト、監督・ロバート・レッドフォード、出演・ロナルド・サザーランド、ティモシー・ハットン、メアリー・タイラー・ムーア・・

スポーツ万能で人気者の長男、真面目な優等生の次男。平穏で幸福な日常を過ごしていた一家が、長男のヨットでの事故死、次男の自殺未遂等により少しずつ崩壊してゆく様を描いている。

三人それぞれが心を激しく揺すぶられ、見えない緊張感漂う家庭に変わっていく。父・母・息子それぞれの苦悩、互いの関係での薄れていく信頼感、擦れ違う思い。腫れ物に触るようでは有るが次男を理解しようと心を尽くす父、長男を溺愛していたため心を閉ざし頑なで譲れない母、事故で自分だけ助かり自責の念に駆られ母の愛を信じられずにいる息子。彼は精神科医に助けられ、少しずつ自分を許し前向きになっていくが。愛し合っていたはずの夫婦は・・雪の積もった凍える朝の庭で、父と息子がそれぞれを気遣い、想いを言葉にして伝え合うラストが・・ジーンと沁みてくる。

ロバート・レッドフォード、監督の方が向いているのかも。ロナルド・サザーランドは良くも悪くも演じ分けられる、相変わらず存在感の有るい~ィ役者です。

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2007年12月 3日 (月)

時には音楽の話 その3

ファド・・に想う

83t834083h82cc8db089i899382cc83a837 Fadoはポルトガルの民族音楽ですが、「運命」とか「宿命」という意味が有るそうな。そのメロディは人生の切なさ・儚さ・メランコリー・旅情・迫力等を感じさせる。イタリアのカンツォーネフランスのシャンソンアルゼンチンのタンゴブラジルのボサノヴァに比する。

遡ること大航海時代、ポルトガル人が植民地ブラジルへ連れて行ったアフリカ人奴隷の踊りがリスボンに逆輸入されたもので、悲しげな舞曲でありながら極めて官能的な踊りだったそうだ。その後、歌が強調されるようになって叙情的な歌謡に。19世紀、栄光の植民地時代が終わり、ポルトガルにとっては黄昏の時代へ。その暗い世相の中、最下層の下町の石畳に響くように安酒場や売春宿から歌いだされ、荒んだ生活や辛い暮らしの憂さを晴らすべく想いのたけを歌に迸らせ・・歌い手をファディスタというが、これも「ならず者」とか「売春婦」だという。19世紀の伝説的な歌い手「マリア・セヴェーラ」も。

「アマリア・ロドリゲス」(写真)は国民的歌手でフランス映画にも使われ、ファド文化が頂点に。ブンチャ・ブンチャという2拍子がファドの命であるが、ポルトガルには国民感情として「サウダーデという言葉があって、これは「失われたものを愛おしみ、帰らぬものを悼む」という意味だそう。このような、ギターの音色と相俟って切々とした感情がファドの底流に流れていて、それがストレートに伝わってくるのが・・何とも。

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