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2007年12月13日 (木)

今夜は本の話 その14

ホワイト・ジャズ・・ジェームズ・エルロイ

515wbenrxgl_aa240_ 暗黒のLA四部作の最終章(1937~1958)。タイトルになっているのはい白人達(マフィア、富豪、ハリウッドの人間は言うに及ばず、ここでの主役は悪徳の司法行政関係者達)の狂乱のジャズ。エルロイについては過去2回記しているのでここでは多少省くが、情念と暴力の作家と言われ、権威の名の下に悪事を働く白人どもを描きたかったそうな。ドキュメンタリータッチに一人の警官の目で語られ、事件は目まぐるしく果てしなく続く。彼は、周りを狂おしく巻き込み巻き込まれ、凄まじく破滅への道を転がり落ちていく。語られる陰謀と肝計、血を血で洗う暴力、裏切り、賄賂、でっち上げ、捻じ曲げ、隠蔽・・などなど。「秩序、モラルなど*****、そもそもアメリカが清らかだった事など無い、人間が善良だった事も。この世は歪んでいる」・・とか。やっと読み終えて、正直かなり疲れてしまった。人によっては結構落ち込むかも。

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