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2008年1月

2008年1月27日 (日)

映画11・・カッコーの巣の上で

カッコーの巣の上で(1975・アメリカ)

O0379049910372811184原作・ケン・ケーシー、監督・ミロシュ・フォアマン、出演・ジャック・ニコルソン、ウィル・サンプソン、ルイーズ・フレッチャー・・

州立精神病院を舞台に、管理体制に反撥する人間の尊厳と自由を描く。

1963年9月、一人の男マクマーフィ(ニコルソン)がオレゴン州立精神病院に入って来る。刑務所の強制労働を逃れるため、狂人を装い。そこには絶対強権を持つ婦長(フレッチャー)がいた。患者達はみな生気が無く、マクマーフィは活気を起こさせようと、ワールドシリーズをテレビで見させてくれるように頼むが、却下。ある日、レクリエーション用のバスを奪い、彼らと港に海を見に行く。皆、生き生きとし喜ぶ。マクマーフィは体制に反抗的だと、電気ショック療法を受けさせられる。聾唖だと思われていたインディアンの男・チーフ(サンプソン)が、マクマーフィに心を開き始め、二人で脱出計画を。決行前日、内々にお別れパーティを開くが、翌朝婦長に知れ、彼女の一言で自殺者が出る。マクマーフィは冷酷な婦長に激しく反抗・・待っていたチーフのもとに、額にロボトミー手術の跡を付けたマクマーフィが帰ってくる。その姿を忍びなく思ったチーフは、友情の証として、寝かされたマクマーフィの顔に枕を押し付け窒息死させる。逆光の朝日の中、窓を叩き割り森の中へと走り去るチーフの姿があった。

・・映画化権を持っていたマイケル・ダグラスが、ずっと温めていた作品。

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2008年1月24日 (木)

本9・・アンデスの聖餐

アンデスの聖餐・・クレイ・ブレア・Jr著

Andesブラジルやアメリカで何度か映画化されているノンフィクション。

1972年10月、ウルグアイの大学ラグビーチームの一行45名がチリに向かう途中、その小型飛行機が雪のアンデス山中に墜落。この時点では32名生存。負傷者も多く雪が深いため脱出は無理だった。残った胴体部の整備をし、少しでも寒さを凌ごうとするが次々と凍死。互いに団結し励まし合うが、やがて食料が底を付き始め、このままでは皆共倒れに。死んでいった人々の脳や肉に手をだす地獄のような日々。捜索が打ち切られ、雪崩に遭い、19名生存。2ヶ月が経ち、最後の望みとしてその内の2名が過酷な脱出の旅へ出る。10日後、チリの牧童に発見され、16名が生還。

その後、カニバリズムではとすっぱ抜かれ、会見告白へ。「キリストが人類救済のためにその肉体と血を与えたように、仲間の人々はその肉体と血で我々を救った」と・・

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2008年1月20日 (日)

映画10・・ユージュアル・サスペクツ

ユージュアル・サスペクツ(1995・アメリカ)

1監督・ブライアン・シンガー、出演・スティーヴン・ボールドウィン、ガブリエル・バーン、ケヴィン・スペイシー、ベニチオ・デル・トロ、ケヴィン・ポラック・・

ある夜、カリフォルニアのサン・ペドロ埠頭で船が大爆発。27人死亡、9100万ドルが消えた。関税捜査官・クイヤンは、1人無傷で生き残った男・キント(スペイシー)を尋問。

6週間前、匿名の情報でN.Y.市警察と合衆国関税局は、銃を大量に積んだトラック強奪の犯人として5人の容疑者を連行。元汚職警官キートン(バーン)は、数年前に自分の死を偽装し、今は刑事弁護士の女友達イーディの助けで表面上は更生。気弱なキントは、半身が不自由だが計画の天才。タフなマクナマス(ボールドウィン)は家宅侵入のプロで、クレイジーなフェンスター(デル・トロ)と組む。ホックニー(ポラック)は、ハードウェアと爆破のプロ。証拠不十分で釈放された5人は、禁制品を乗せるパトカー襲撃でエメラルド原石強奪に成功。獲物を捌くためL.A.に向かい、故買屋と取り引き後、伝説的なギャング、カイザー・ソゼの右腕と名乗る英国人コバヤシが現れ、拘置所で彼等を会わせたのはソゼ、ソゼへの借りが有ると彼等に仕事を強要。ソゼへの負債は船と積み荷の破壊で帳消し、分け前も約束。逃げたフェンスターが撃ち殺され、4人は襲撃へ。アルゼンチン・ギャングと撃ち合い、大爆発が。死体は判別出来ず、キートンは行方不明。ソゼも爆発死という噂・・キントの尋問が再開、FBIは、ソゼの顔を見た瀕死の乗組員からの似顔絵を作成。クイヤンはキントの証言を取り帰すが、ふと部屋のボードを見て愕然。キントの話はボードの素材を紡ぎ合わせた法螺話。ソゼの正体はキント、キートンが現場で殺されていたら・・届いたソゼの似顔絵はキントそのもの。釈放したキントを追い飛び出すが、足を引きずっていた姿から普通に歩き出したキントは、出迎えたコバヤシの車に乗り込み、去った。

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2008年1月16日 (水)

本8・・そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった・・アガサ・クリスティ著

511wmvayvzl__sl500_イギリス・デヴォン州沖の孤島であるインディアン島に、お互い見知らぬ男女10人が、ある人物によって招待され集まる。主人も居らず、晩餐が始まる。晩餐の最中、レコーダーに吹き込まれたそれぞれの過去を暴く声がし、童謡「10人のインディアン」(マザー・グース)に乗せた連続殺人が始まる。一人殺され、一つの人形が減り(それぞれの同じ殺され方)・・巧みなトリックと人物描写、深まる疑心暗鬼、息詰まる緊張感。孤島で10人しかいないのに10人が殺され誰もいなくなった・・

6番目に殺害(巧妙な偽装死)された判事・・彼は、幼少より生物を殺すことに快楽を感じていたが、正義感も強かったため、両方の願いを叶える職業として、犯罪者に死刑判決を下す裁判官を務めたが、退官後は殺人衝動を抑えきれない。ただし正義感は持ち続けており、罪のない者を殺すことには抵抗があったため、法律で裁かれない殺人を犯した9人の人間を集め、1人ずつ殺していく計画を実行、全てが終わった後に告白文を記述、海に流して自殺。

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2008年1月11日 (金)

映画9・・日の名残り

日の名残り(1993・アメリカ)

20080831215333原作・石黒一雄、監督・ジェームズ・アイヴォリー、出演・アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、ジェームス・フォックス・・

英国の名門貴族に生涯仕えた執事の回想。

1958年オックスフォードのダーリントン・ホールは、名門ダーリントン卿の死により、アメリカ人富豪の手に。以前屋敷で共に仕えていたミス・ケントン(トンプソン)から離婚しようか、との手紙が来、スティーヴンス(ホプキンス)は、彼女をかつての有能なスタッフとして迎え入れよう、ある想いも伝えたいと、彼女を訪ずれるところから回想が始まる。

1938年、勝気で率直だったケントンは女中頭、スティーヴンスの父親はベテラン執事。ダーリントン卿は、第二次大戦後ドイツ復興の援助、1936年に反ユダヤ主義に傾きユダヤ人の女中達を解雇。スティーヴンスは意に染まぬが忠誠心で従い、ケントンは猛抗議。2年後、ダーリントン卿が後悔、スティーヴンスはケントンに伝える。彼女は彼を見直し思いを寄せるが、彼は気付かぬ振りで職務。失意の彼女は他のスタッフからのプロポーズで去る。

20年ぶりに再会。仕事を依頼するが、孫の誕生のため手伝えないと。彼女と握手を交わし、スティーヴンスはホールに戻る。

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2008年1月 6日 (日)

機織り・・その11

Photo横段柄。少し斜めに三段で。

中央は萌黄色に金糸、上下はグレー地に銀糸で更紗柄を。

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