今日は映画の話 その16
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ジャッカルの日・・フレデリック・フォーサイス
1954年、泥沼のアルジェリア紛争(アルジェリア民族の解放と自決)。1958年、シャルル・ドゴールにより第5共和制なる。1962年、戦争終結し、アルジェリアでの破壊活動(秘密の軍事組織)やドゴール暗殺計画など起こるが、悉く失敗・・ここまでが史実である。
組織外のプロの暗殺者をと・・イギリス人の男、コードネーム「ジャッカル」。ジャッカルは決行日・決行地点・特注の狙撃銃・出入国経路など、綿密に計画準備する。フランス官警はそれを察知し徹底的な捜査をするが、追い詰めるに至らず・・当日まで縺れ込み・・
原作者は60年代にフランスに特派員として駐在し、実在の組織や人物を書いている。1973年、映画化(フレッド・ジンネマン監督、エドワード・フォックス主演)されたが、フォックスのクールさが際立つ。
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西部戦線異状なし(1930・アメリカ)
原作・エーリッヒ・マリア・レマルク、監督・ルイス・マイルストン、出演・リュー・エアーズ、ルイ・ウォルハイム、アーノルド・ルーシー・・
第一次大戦勃発直後のドイツのある町。老教師が生徒たちに愛国心を説いていた。ヒロイズムに駆り立てられた若者たちは出征志願する。同じ部隊に配属され、過酷な教練の後出陣し、戦場の戦慄を知る。激戦で友が死に、初めて敵兵を殺すが、そのポケットの妻子の写真に思い悩む。休暇で故郷へ帰ったが、相変わらず愛国心を吹き込んでいる教師に怒りを覚える。再び戦場に戻るが、世話になった古参兵も敵弾に倒れ・・塹壕の中、ふわりと舞っている蝶に一瞬心奪われ、手を伸ばし・・戦場で数多の死傷者が出ているにも関わらず、本部には「異常なし」の報告が・・冷静な描写と、凄まじい戦闘シーンで貫かれた反戦映画である。
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ボサノヴァ・・(Bossa Nova)
ボサノヴァには新しい感覚・傾向・才能などの意味があるそうだが、ブラジル音楽のジャンルの1つでサンバの一種である。1950年代後半、リオのコパカバーナやイパネマの海岸地区で生み出された。
その誕生の中心となったのが、作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビン、詩人のヴィニシウス・ヂ・モライス、歌とギターのジョアン・ジルベルトの三人・・の「想いあふれて」。そしてジョアンの妻だったアストラッド・ジルベルトが、英語版で歌ったのが「イパネマの娘」である。
その後、数多の歌手や歌が引き継がれ、セルジオ・メンデスへと。
ブラジルとフランス合作の「黒いオルフェ」などで、ボサノヴァが浸透し、一説によるとビートルズのロックがボサノヴァを殺したとも言われている。
おいしい水、マシュ・ケ・ナダ、メディテーション、コルコヴァード、ジンジ・・・雨の日の昼下がり、ボサノヴァを聞きながら読書したりうたた寝するのは無常の贅沢・・
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