« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月

2008年3月31日 (月)

本12・・見知らぬ乗客

見知らぬ乗客・・パトリシア・ハイスミス著

30442046新進の建築家・ガイは、妻と離婚するため故郷へ向かう列車の中で、見知らぬ男・チャールズに出会う。富豪ではあるが父親を嫌悪していると言うチャールズに、ガイは成り行きで妻とのトラブル(浮気を繰り返す妻が、他人の子供を身ごもりながら離婚に応じない)を打ち明ける。チャールズが交換殺人(お互いに動機が無く、アリバイもあるので捕まらない)を持ち掛ける・・妻と離婚が成立したら上院議員の娘と再婚したいガイだが、チャールズの話を冗談だと取り合わず別れる。しかしチャールズは勝手に妻を殺してしまい、ガイに返礼殺人を迫る。挙句に上院議員の娘に告げると脅され、平静を失ったガイはとうとうチャールズの父親を殺してしまう。その後もガイに執拗に付きまとうアル中の破滅型チャールズ、二人を追う探偵によって次第に追い詰められていく・・

ヒッチコックが映画化。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月26日 (水)

映画15・・リップスティック

リップスティック(1976・アメリカ)

Img_1422507_39452024_0監督・ラモント・ジョンソン、出演・マーゴ・ヘミングウェイ、アン・バンクロフト・・、音楽・ミシェル・ポルナレフ

モデルのクリス(ヘミングウェイ)は、不慮の事故で両親亡き後、妹キャシーを養育しながら自活。ある日、妹の音楽教師・スチュアートが訪ねて来、持参した電子音楽を響かせ始め、困惑するところへ恋人のスティーヴからの電話。自分の存在を無視されまいと怒ったスチュアートは豹変、クリスの髪を掴むと狂ったように引き摺りまわし、彼女の顔に真赤な口紅を塗りたくりレイプ。一部始終を知った兄マーティンとスティーヴは、クリスを連れて有能な女性検事カーラ(バンクロフト)を訪ねる。カーラは、強姦事件で被害者が勝つ見込みは2パーセントと告げるが、クリスは告訴を強行。スチュアートの弁護士は、不当にクリスに罪を被せ、重要参考人のキャシーを巧みに利用、スチュアートを無罪に。深く傷ついたクリスは、自身を取り戻すためコロラドへの狩猟を決心、ハンティング用ライフルを車に積み、最後の仕事。撮影の現場を抜け出したキャシーは、スチュアートの録音機操作に出くわし誘い込まれるように傍に行く。危機を感じ逃げ出すが捕まりレイプされ・・それを知り、怒りに燃えたクリスは、車のライフルを取り出し、車を走り出させたスチュアート目掛けて発砲。車は横転、血だらけのスチュアートが這い出す。クリスは弾倉が空になってもなお撃ち続け・・再びクリスは法廷に。彼女のために検事と弁護を引き受けたカーラによって無罪。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月17日 (月)

映画14・・離愁

離愁(1973・仏・伊)

10066067171_s原作・ジョルジュ・シムノン 監督・ピエール・グラニエ=ドフェール 出演・ロミー・シュナイダー、ジャン=ルイ・トランティニャン・・

1940年、ドイツ軍がノルウェー、デンマークに次いでフランスに侵攻。事態の切迫で、ジュリアン(トランティニャン)は列車で避難する事に。その日は、フランスでも50年に一度という絶好の春日和、列車は美しいフランスの田園を走る。ある駅でユダヤ人のアンナ(シュナイダー)が乗り込むのを手助けし、心通わせるが、終着駅で離れ離れに・・3年後、彼は家族と共に平凡な生活に戻っていたが、ナチの秘密警察(ゲシュタポ)から呼び出され、レジスタンスの一員として捕らえられたアンナと再会。彼女との関係を追求され、シラを切れば身の保全・・敢えて彼は彼女に近づき、静かに手を伸べそっと彼女の頬に触れる。

追われ続けた辛い過去を持ち、哀しみの全てを見てしまったような眼差し、無造作に後ろに束ねた髪。ラストのストップモーションで見せる横顔が美しい・・寡黙で繊細な作品。

シュナイダー・・私生活の度重なる不幸故か、過量薬物摂取で没、享年42歳。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月13日 (木)

本11・・シャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ・・アーサー・コナン・ドイル著

Jeremy_brett朝靄の中を駆け抜けて行く馬車・・ホームズといえば、ベーカー街、洞察力・合理性・正義感を持ち、人嫌いであり、コカインを常用し、ヘビースモーカーであり、バイオリンを奏で・・今も多くのシャーロキアンが後を絶たない。

ホームズシリーズの役者、ジェレミー・ブレット。秀でた額を持ち思索に沈む表情や、両手のひらを顔の前で合わせたり人差し指を唇に当てる仕草は殊に印象的。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月10日 (月)

機織り・・その13

1升目の中に複数の暈し横段を互い違いに入れ、バックに七宝をあしらったもの。地糸は淡いベージュで、柄も茶系のグラデーション。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年3月 5日 (水)

ひとり言1・・夢一夜

Wc03【引用】

素肌に片袖通しただけで 色とりどりに脱ぎ散らかした 床に広がる絹の海・・最後の仕上げに手鏡見れば 明かりの下で笑ったはずが 影を集める泣きぼくろ・・貴方に会う日のときめきは 喜びよりも切なさばかり あぁ夢一夜 一夜限りと言いきかせては紅をひく・・

「夢一夜」 詩・阿木燿子 歌・南こうせつ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »