今日は映画の話 その23
愛の嵐(1973・イタリア)
監督・リリアーナ・カヴァーニ、出演・ダーク・ボガード、シャーロット・ランプリング、フィリップ・ルロワ・・
1957年冬のウィーン、マックス(ボガード)は二流ホテルのフロントとして目立たぬように暮らしていた。彼は20年前ゲットーの責任者として権力を振るう親衛隊員だった。ある日、若手指揮者夫人のルチア(ランプリング)が現れる。ユダヤ人の美少女だった彼女はゲットーで彼に目をつけられ、彼の倒錯した性の愛玩物であった。ルチアは夫と共にウィーンを去ろうとするが夫は一人フランクフルトへ。何故ここへきたのかと詰め寄るマックスはルチアを殴り、悲鳴を上げて逃げ回る彼女・・ いつしか20年前の快楽の淵で・・元ナチス隊員たちは自分たちを守る為その悪行を知る人間を消し去り生き延びてきたのだが、今回はルチアを消す為の会議を・・マックスは彼女をアパートに匿い仕事も辞め・・そこは出口の無い牢獄と同じだった。追い詰められた二人は歪んだ愛と憎悪・哀れみをぶつけ合い、やがて当時の服装に身を包み車で逃げ出す・・尾行車が・・ドナウの橋で車を捨て歩き出す二人・・銃声が二発・・崩れるように倒れる二人・・
この映画はバチカンを激怒させ、ルキノ・ヴィスコンティに「悲痛で残酷で、恐ろしいほどの傑作だ」と言わしめた。
・・デカダンスとマゾヒズム、エロスとタナトスの物語。
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コメント
変なコメントが入っています。
トラバも注意してくださいね。
投稿 まゆクー | 2008年4月25日 (金) 13時37分
まゆクー様
ご忠告有難うございます!
メールの確認をしますので、迷惑な物はその都度ニフティに通知して削除する事にしています。
投稿 時雨 | 2008年4月25日 (金) 17時22分