« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008年6月30日 (月)

映画25・・ブロウ

ブロウ(2001・アメリカ)

21jmzg2zt8l原作・ブルース・ポーター、監督・テッド・デミ、出演・ジョニー・デップ、フランカ・ポテンテ、ペネロペ・クルス、レイ・リオッタ・・

ブロウとは、コカインやそれを吸入すること。1970年代、麻薬王として君臨したジョージ・ユングの実話。

子供の頃、父親の会社が倒産。ジョージ(デップ)は、勤勉な父親から「金は幻だ」と教わるが、貧乏からのし上がるべく、幼馴染みとカリフォルニアへ。ビーチでマリファナを売り始め、その後コカインのディーラー。70年代後半、アメリカはバブルの真っ最中。ハリウッドでは、コカインがパーティ・ライフの必需品、この頃出回ったコカインの80%がジョージのルートと云われる。その間、最愛の恋人バーバラ(ポテンテ)がガンで死亡、失意の存底に。脱走したジョージを、母親が世間体を気にし通報、再逮捕。その後、マーサ(クルス)と出会い結婚、娘が出来る。気性の激しい妻もコカイン中毒、喧嘩の末警察に訴えられ再逮捕。借り出所後、娘と暮らすため迎えに行く約束も、当日仲間に裏切られ実現出来ず。父親(リオッタ)は、ジョージがどう変わろうとも愛し、息子の生き方を理解しようと。服役中、父親の命が長くないと知らされ、思いをテープに吹き込み送る。昔、父親に言われた「金は幻」という真実に気付くジョージ。ガレージの片隅で何度も息子の声を聴く父親。ある日、大人になった娘が初めて面会に来る・・幻。

何もかも手に入れ全てを失った半生。ジョージは今も服役中。娘は一度も訪れていない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月16日 (月)

映画24・・時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ(1971・イギリス)

Ac094ka原作・アンソニー・パージェス、監督・スタンリー・キューブリック、出演・マルコム・マクダウェル・・

近未来のロンドン。暴力やセックスに明け暮れる不良グループの首領アレックス(マクダウェル)、ある殺人事件で仲間に裏切られ、14年の刑で投獄。

2年後、早く出所するため 、自ら望んで攻撃性を絶つ洗脳の実験台に。2週間の間、投薬され、拘束衣を着せられ、椅子に縛り付けられ、クリップで開いたままにされる瞼、残虐な映像を見せられ、尊敬するベートーヴェンの第九を聴かせられ、吐き気や嫌悪感を催させ、生理的拒絶反応を。

その後出所するが、家族から疎まれ行き場がなく、立場が逆転し、かつて加害した人々からの暴力禍。自殺未遂の果てに元の凶暴さを取り戻す。「雨に歌えば」のメロディに乗って行われるレイプ、荘厳なバロックやクラシックをカバーした電子音楽、全編にシニカルな演出、ブラックなテーマをポップに昇華,、ロシア語と英語のスラングで組み合わせた「ナッドサット言葉」。ラストは、政治に利用されるべくデモンストレーション。花と記者達と大音量の第九の中、アレックスは恍惚の表情。回復か。

原作の最終章は省かれたそうで、アレックスは、自分の犯罪は若気の至り、子供時代の避けられない道、いずれ自分の子供にも止めないだろう、と嘯(うそぶ)く。欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描き、サタイア(風刺)作品に。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 9日 (月)

映画23・・ヴィレッジ

ヴィレッジ(2004・アメリカ)

41wfcs03m7l_2監督・M・ナイト・シャマラン、出演・ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ・・

1897年、ペンシルヴェニア州。深い森に囲まれ、周囲から隔絶された小さな森のミステリー。

村は常に霧に閉ざされ、子供達は赤い花を見て泣き叫び、黄色に塗られた木々と松明が村を囲う。年長者達は皆大切な誰かを失い、この楽園のような共同体を作ったが、その奇妙な掟が破られた時・・盲目の少女アイヴィー(ハワード)と恋人ルシアス(フェニックス)が婚約した次の日、ルシアスはノア(ブロディ)に刺され重態に。アイヴィーは薬を手に入れるために村を出る・・森に棲む怪物は村の長老たちの仕業、アイヴィーの後を追った怪物は、彼女には見えないがノアであった。怪物をかわし洞穴に落とす。薬を手に入れ、戻るアイヴィー。ノアは森の怪物に殺されたと・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 2日 (月)

機織り・・その16

3二つの流れを交差させて、一つは観世水、一方は露芝。

淡いベージュ地に、藤色系とグリーン系の色糸、金糸と銀糸。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »