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2008年7月

2008年7月31日 (木)

今日は映画の話 その41

コーヒー&シガレッツ(2003・アメリカ)

Coffe_2 監督・ジム・ジャームッシュ、出演・ロベルト・ベニーニ、ケイト・ブランシェット、スティーヴ・ブシェミ、ルネ・フレンチ・・

コーヒーと煙草をテーマにした11編のオムニバスである。モノクロ映像で、センスのいい音楽とユーモアがある。ジャームッシュが18年の歳月を掛けて、80年代から現代までのそれぞれを描き、観る人各人の映画体験を呼び覚ますようだ。永遠の時を刻み続けるのが、カフェインと紫煙。そこには、緩くて粋な時間が流れている・・

☆変な出会い(ベニーニ)・・外のカフェテリア、二人の男、コーヒーを置き換えたり、掛ける椅子を換えたり、相手の診察券で歯医者へ・・

☆双子(ブシェミ)・・双子がコーヒーを飲みながら服や靴のことで言い合いを、ウエイターのブシェミ現れコミカルに絡む・・

☆ルネ(ルネ)・・ルネが雑誌を読みながら煙草とコーヒーを、ウエイター何度も現れコーヒーを注ごうとする・・

☆問題なし・・久しぶりに会った友人同士、会いたかっただけという友人に何かあったのだろうと最後まで疑っているもう一人・・

☆いとこ同士(ブランシェット)・・女優のケイトがホテルのロビーで従姉妹に会う、ケイトの一人二役・・

☆幻覚(ビル・マーレイ)・・二人の男がコーヒーを、バイトのマーレイ現れポットのままコーヒーを・・

☆シャンパン・・老いた男二人、仕事の休憩中に不味いコーヒーをシャンパンと思おうと言う、寝るから休憩終わりに起こしてくれ、もう2~3分しか・・

淡々とした日常の風景が、他愛も無い会話のそこここに漂っている・・

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2008年7月28日 (月)

ある日は絵画の話 その3

笹倉鉄平

Atelier 兵庫出身。元イラストレーター。

日本的美意識を持ちながら、フランス印象派の光の表現を融合し、「光の情景画家」と云われる。

写実的と捉えられがちだが、多くの人に喜んでもらえるような理想を描くものだと思っている(本人談)

パステルカラーの優しい風景に、穏やかさや安らぎを感じ、癒される・・

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2008年7月24日 (木)

今日は映画の話 その40

デッド・カーム(1988・アメリカ・オーストラリア)

Deadcalm 製作・ジョージ・ミラー、監督・フィリップ・ノリス、出演・ニコール・キッドマン、サム・ニール、ビリー・ゼーン

息子を事故で喪ったジョン(ニール)とレイ(キッドマン)夫婦は、傷を癒すためにヨットでの旅に出る・・そこへ、小型ボートで漂流していた男ヒューイ(ゼーン)と遭遇・・助けを求めてきた男の説明によると・・乗務員が全員、食中毒で死亡したと・・男の様子や話に疑問を感じたジョンは男をキャビンに閉じ込め、その帆船の様子を見に行く・・そこには、殺害された男女の遺体があり・・ジョンはヨットに戻ろうとしたが、男に乗っ取られたヨットはジョンを置き去りに・・沈没しかかった船で、一人奮闘するジョン・・興奮気味の危なげな男の隙を付いて、ジョンを助けに戻ろうと奮闘するレイ・・無線で、何とか意思の疎通を図ろうとするジョンとレイ・・レイがやっと男に傷を負わせ、ヨットに繋いだ救命ボートに乗せ海に・・機転とレイの助けでヨットに戻ったジョンは、男のボートを銃で撃ち・・穏やかな時間が戻り、シャンプーするレイの髪に触れる手は・・照明弾を・・

劇場未公開だが、テレビ放映されDVDにも。キッドマンのブレイク前の作品。

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2008年7月21日 (月)

今日は映画の話 その39

シン・シティ(2005・アメリカ)

Main_ph 原作・フランク・ミラー、監督・ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ、出演・ブルース・ウィルス、ミッキー・ローク、クライブ・オーエン、イライジャ・ウッド、ジェシカ・アルバ・・

元はアメリカン・コミックである。罪の街シン・シティで繰り広げられる、3人の男達の愛と復讐を描いたクライム・アクション。ストーリーは、3人の男達のモノローグで進行し、背景はCGでの合成である。

エピソード①・・マーヴ(ローク)は、顔に醜い傷跡を残す屈強な男で仮出所中・・彼は、美しき高級娼婦のゴールディに一夜の愛を与えられるが、翌朝彼女は殺されて・・天使を奪われ殺人の罪を着せられるが、彼女の双子の妹と共に、警察の追っ手をかわし真犯人探しを・・殺人は国を裏から牛耳るロアーク卿の差し金で・・冷血な農場の殺人鬼ケビン(ウッド)が・・

エピソード②・・ドワイト(オーエン)は、顔を変え逃亡した殺人犯・・恋人シェリーに付き纏うジャッキーを痛めつけ・・ジャッキーは娼婦達の自治区オールド・タウンへ・・そこはドワイトの元恋人が仕切っていて・・殺人マシーンのミホがジャッキーを殺す・・ジャッキーは警官(悪徳)であったため警察からの仕返しに・・

エピソード③・・心臓に持病を持つ刑事ハーディガン(ウィリス)は、ロアーク議員の息子で幼女殺人犯のジュニアを追い詰め半殺しにし、少女ナンシー(アルバ)を救うが、議員の差し金で投獄され・・8年後、ナンシーの手紙が途絶えた事を心配したハーディガンは、罪を認め出所・・美しく成長したナンシーと再会するが、彼女がジュニアに再び拉致される・・ナンシーを救うため、ハーディガンは最後の戦いに・・

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2008年7月17日 (木)

時には音楽の話 その8

ボレロ(ラヴェル)

A23 モーリス・ラヴェルの作曲したバレー音楽である。オーケストラの魔術師と呼ばれている。もとはスペインゆかりの民族舞踊であった。

バレー演者のイダ・ルビンシュタインが、自分の為にラヴェルに依頼し作曲された。初演は1928年、パリのオペラ座で。その音楽は・・同一のリズムの中で、2種類のメロディが繰り返されるものである。モーリス・ベジャールの「ボレロ」やクロード・ルルーシュの「愛と哀しみのボレロ」、その他CMなどにもよく使われている。先の2作品で演じたジョルジュ・ドン・・アルゼンチン生まれで、ヨーロッパ・バレー団を結成するものの、1992年エイズ死。

http://jp.youtube.com/watch?v=oEQnJ6x2iMw

ショパンの「ボレロ」は、ピアノの独奏曲である。

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2008年7月14日 (月)

「おわら風の盆」に想う・・

12 夜の帳が下りる頃、沿道のぼんぼりに淡い灯りがともり・・町が橙色に浮かび上がる。

越中(富山)の八尾(やつお)の町並みは・・風情漂う旅籠宿があり、土蔵造りの民家が並び、格子戸と石畳が続く・・

9月1日から3日まで、300年の歴史がある「おわら風の盆」が催される。

町流し、輪踊り、舞台踊りなどがあり・・町流しは、地方(じかた)の演奏と共に、おわらを踊りながら町をゆっくりと練り歩くものである。地方は三味線と胡弓、唄。

男踊りと女踊りがあって、男踊りは静かな中にもキレがあり勇ましさがあるが、女踊りは風情があり優雅である。

浴衣を着、編み笠を深く被った踊り手の、手の動きが何とも優しく風流であるが、どこか切ない感情を呼び起こす・・

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2008年7月10日 (木)

今日は映画の話 その38

モンパルナスの灯(1958・フランス)

D110928251_2 原作・ミシェル・ジョルジュ・ミシェル                            監督・ジャック・ベッケル、出演・ジェラール・フィリップ、アヌーク・エーメ、リノ・バンチュラ・・

貧困と病苦の内に、36歳でモンパルナスに散った、エコール・ド・パリの画家モディリアーニ・・

1910年代のモンパルナス。モディリアーニ(フィリップ)は元恋人だったロザリーの酒場で飲み・・虚無的苛立ちをベアトリスの元で発散・・巷を彷徨う彼を力づけてくれるのは、同じアパートに住む画商のスボロウスキー・・純な才能を持つ彼を認めていた。ある日、画塾の生徒であるジャンヌ(エーメ)と知り合い、恋に・・彼女の父が許さず、失意を酒に紛らわせる・・健康を害した彼を、ロザリーとスボロウスキーが助け、ニースに・・ジャンヌが現れ、つかの間の愛と平和な制作活動に・・パリに戻ると、開いた個展が不評・・空腹と絶望・・妻との生活を守るため、デッサンを持って街の酒場を歩き続け・・警察病院で行路病者として死亡・・彼の才能は、死んでから世に知られるだろうと予測していた画商モレル(バンチュラ)は、彼の死を見届けると、未だ知らぬジャンヌを訪れ作品の数々を買い取り・・ジャンヌの目は涙に濡れ「あの人はどんなに喜ぶ事でしょう・・あまりにも長い間認められなかったのですから・・」と。

・・その後、ジャンヌは娘とお腹の子を顧みず、後追い自殺(飛び落り)をしたそうな・・

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2008年7月 7日 (月)

機織りをやっていて その17

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几帳にしてみた。柄は、久しぶりに辻が花。三色の綾織りと、地模様を・・裏の柄もスモールサイズで。ここには無いが・・草履は、縫い代からいきなりの柄で、台の始めから入れたのでインパクトが有ると思う。地糸は、ごく淡いベージュ。表はいっぱいの柄になるので、図案用紙が普通サイズでは収まらない。

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2008年7月 3日 (木)

今日は映画の話 その37

記憶の棘(2004・アメリカ)

51w0ut2wrhl 監督・ジョナサン・ブレイザー、出演・ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト、ローレン・バコール・・

愛する夫が、ある日ジョギング中に心臓発作で他界。10年の歳月が流れ、アナ(キッドマン)は辛抱強く待っていてくれたジョセフと結婚しようとしていた。そんなある日、母エレノア(バコール)のバースディー・パーティーに一人の少年(ブライト)が現れる。少年はアナの亡き夫(ショーン)の生まれ変わりだと名乗る。信じられないアナは少年ショーンを帰すが、翌日結婚しないで欲しいという手紙が届けられる。そうこうしている内に、ジョセフとの婚約パーティーを開く。ショーンの親友クリフォードとその妻クララも訪れるが、クララは夫を先に行かせ林の中へ。林の中で、穴を掘り持参したプレゼントを埋めるクララ。その様子を少年が見ている。再び少年がアナを訪れ、亡きショーンしか知りえないエピソードのあれこれを語る。再び少年を拒絶したアナだが、追い出された少年が気絶する。その様子に、亡き夫の最後のイメージが重なるアナ。アナは周囲の反対にも拘らず、少しずつ少年を信じ始め、ジョセフとも気まずい仲に。疑いを持っていたクリフォードの妻クララは、少年を問い詰める。自分は亡きショーンの愛人で、生まれ変わりのショーンが現れるのなら、自分のところへの筈だと。ある日、アナは少年に、一緒に何処かに逃げ10年後に結婚しようと告げる。少年は、今までの事は嘘だったと告白する。少年は、クララが林の中に埋めたショーンからの多くの手紙を手に入れていたのだった。アナはジョセフに謝り、結婚する。その日彼女の手紙への返事が、少年から届けられる。再び学校に戻り、自分は空想が過ぎると、今カウンセリングを受けていると・・

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