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2009年1月16日 (金)

本23・・「クリスティーナ・ローゼンタール」

十二の意外な結末・クリスティーナ・ローゼンタール・・ジェフリー・アーチャー著

05565243ラビは手紙を読んでいた。モントリオールの息子ベンジャミンからの手紙。ベンジャミンは高校でマラソンの選手であった。ユダヤ人!と野次るクリスティーナ。大学でもランニングを続け、応援するクリスティーナ。彼女と付き合うように。彼女の両親が反対し、ただ一度のことで彼女は妊娠しいなくなる。一年が過ぎ、彼女が夫と息子を連れて戻って来るが会えない。ロー・スクールに進学し、トロントで就職。彼女とその息子を見掛ける・・ラビは想う(弁護士になった息子を誇りに思っていたのに、何故和解しなかったのか。周りの噂に惑わされ、自分の偏狭な精神と先見の欠如。正統派ユダヤ教徒といえども、戒律を守ることが息子を失うことを意味するのなら避けて通るべきだった。自分の寛容の精神などその程度)。ベンジャミンはクリスティーナに最後の手紙を出し、躊躇いながらも二人は再燃。再びの妊娠で彼女は離婚し二人は結婚するが、息子は前夫の元に。出産で彼女が死亡(二度目は危ないという医師の警告にも係わらず、彼には告げず全てを失う覚悟で出産)、娘も。父親のラビが駆けつけ、彼女の両親も許しを請う・・ラビへの最後の手紙(妻と娘の、夫・父親として葬られ記憶されたいと)、失意の息子は後を追った。老いたるラビは机の上に手紙を置く。彼は10年間、一日も欠かさず息子の手紙を読み続けてきたのだった。

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コメント

何だか懐かしい名前が、、、ジェフリー・アーチャー
しかし、思い出せない。
調べたら「百万ドルをとり返せ!」でしたね。
面白いなあと思ってたらだいぶ経ってからドラマになりましたね。

時雨さんしっかり、どっぷりとドストエフスキー読んでいるのですね
すごいなあ、たぶんマネできないな(^^ゞ
体の良いよ勧められた青汁、なかなか飲めないような感じかなshock

投稿: にゃん太郎 | 2009年1月19日 (月) 21時01分

いえいえ、文学系は読むのに体力が要るのでかなり敬遠して久しかったのです。
やっと手元に「カラマーゾフの兄弟」が(笑)

投稿: 時雨 | 2009年1月21日 (水) 19時00分

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