絵画32・・ピーテル・ブリューゲル
ピーテル・ブリューゲル(1525~1569)
16世紀のフランドルの画家。生年も生地も不確かである。同名の長男は地獄の絵を描いたということで「地獄のブリューゲル」と通称される画家で、父の模作を多く作った。二男のヤンは静物画、特に花の絵を得意として「花のブリューゲル」と通称されている。初期には先輩画家ヒエロニムス・ボスの影響の強い、寓話を題材にした絵画が多い。怪奇的なものもあるが、農民たちの生活を多く題材にしたことから、「農民画家ブリューゲル」とも呼ばれた。ラストの「ベツレヘムの嬰児虐待」(マタイ伝によりベツレヘムでキリストの生まれ変わりが誕生したという事に怯えたユダヤのヘロデ王が2歳以下の幼児を殺させた)は、嬰児を荷物や動物に描き換えられたものもある。
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コメント
「ベツレヘムの嬰児虐待」の秘密、先日テレビで見ました。左下の絵が息子さんが模写したものですよね。有名なお父さんの方の絵は、確かに動物や荷物になっていて、赤外線で見ると、子供でした。どきっとしました。だれが書き直させたか分かっていないようですが、描いた時代と近いって言ってました。
投稿: まゆクー | 2009年9月12日 (土) 00時45分
そうですね。
「嬰児虐殺」については、ルーベンスなどもこの題材の作品があるそうですが、描きかえられて本来の作品が残っていないなんて、二重に酷い話です。
投稿: 時雨 | 2009年9月12日 (土) 18時33分