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2010年1月13日 (水)

本103・・サド侯爵の手紙

サド侯爵の手紙・・渋沢龍彦編集

51lavhkar0l__sl500_aa300_フランス暗黒文学の巨星と云われる、公爵マルキ・ド・サド(又は、ドナシアン・アルフォンス・フランソワ・サド)の、夫人宛の手紙を中心に編集した、牢獄文学者の(かなり独りよがり的)告白。特異な性的所業ゆえに、義母モントルイユ夫人に因って投獄され、その人生の大半を獄中と精神病院(ナポレオンによって狂人と見做された)で過ごしたサドは、苦悩・怒り・嫉妬等を躊躇無くサド夫人に打ち明ける。その赤裸々な表現は18世紀に於いてその比を見ない自由さ・大胆さに達する。サド研究の泰斗であり、「悪徳の栄え」の翻訳に当っては、当時被告となり有罪になった渋沢龍彦が「出来るだけ具体的かつ詳細な」という注釈を添えている。

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