« 本110・・イワン・デニーソヴィチの一日 | トップページ | 機織り・・その35 »

2010年2月 3日 (水)

本111・・お菓子と麦酒

お菓子と麦酒・・ウィリアム・サマセット・モーム著

Maugham_oakshitobeer普段からそれほど親しくしていない、同じ作家仲間のオルロイ・キアから、思いがけなく電話があり会うことに。それを切っ掛けに昔のことが思い出され、過去の回想と現在の事件が織り合わされていく。

文壇の大御所ドリッフィールドの妻であるロージーの恐るべき男性遍歴。娼婦型女性の性的無軌道と無邪気で憎めない女性像を描きながら、イギリス文壇の偽善的内幕と俗物性を、痛烈に暴露し風刺。殊に、ロージーの「銀色に輝く太陽」の如く天衣無縫な明るさは、事実の不潔さを超える。

|

« 本110・・イワン・デニーソヴィチの一日 | トップページ | 機織り・・その35 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 本110・・イワン・デニーソヴィチの一日 | トップページ | 機織り・・その35 »