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2010年2月22日 (月)

本120・・ハプスブルクの涙

ハプスブルクの涙・・マリールイーゼ・フォン・インゲンハイム著

4087602931中央ヨーロッパの盟主として隆盛を誇るオーストリア帝国。19世紀も終盤を迎えて、華麗なるハプスブルク家の前途にも暗雲が漂う。襲い来る運命の嵐に抗うように、旅に明け暮れていた皇妃エリザベート(シシー)の身辺でも次々と悲劇が起こる。激動の時代、風のように駆け抜けて行った「流離いの皇妃」。

シシー29才の折りに起こったメキシコ皇帝マクシミリアンの銃殺、19年後のバイエルン国王ルートヴィヒ二世の謎の溺死(狂人だとされ幽閉されていたため自殺であったと思われる)、マイヤーリングの狩猟用城館での皇太子ルードルフの情死等、精神的に深く結ばれた相手の死だっただけに、彼女にとっては致命的な打撃に。その後、「一所不在」の強迫観念に駆られるように諸国を漂泊し、遂には旅先のジュネーヴでイタリア人の無政府主義者ルイジ・ルケーニに、単に政府筋の有名人だった一人として刺殺される。

「皇妃エリザベート」の続編で、30才から61才までの生涯を描く。

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