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2011年2月19日 (土)

本177・・月長石

月長石・・ウィルキー・コリンズ著

51bh428a0ql__sl500_aa300_インドから持ち帰ったバラモン教徒の秘宝、月長石(ムーンストーン)と呼ばれる巨大なダイヤモンドが、レイチェル・ヴェリンダー嬢に遺贈されるが、その夜のパーティー後消失。彼女を恋する2人の従兄のフランクリン・ブレークとゴドフリー・エーブルホワイト、薄幸の女中ロザンナ、秘宝奪還を狙うインド人等が主要登場人物。「ロビンソン・クルーソー」を人生の指針とする忠実な老執事ベタリッジを含む、数人の登場人物によって語られる。

ヴェリンダー夫人の兄ジョン・ハーンカスルが暴虐の果て略奪してきた月長石は、それを守る教徒から必ず復讐があると云われるものだった。世間を避け、身内からも爪弾きされ暮らすハーンカスル。月長石の消失で警察が入るが、頑なに取調べを拒絶するレイチェル。フランクリンに親しくしていた彼女は、彼に突き放す態度を取る。召し使いロザンナのフランクリンに対する想いと、その不可解な行動と自殺。ロンドン警視庁から捜査に来たカッフ部長刑事は、充分な捜査が出来ず一旦捜査は打ち切りに。心労で亡くなるヴェンダリー夫人。フランクリンが、当夜出席者の医師に拠って不眠のため内緒でアヘンを飲まされ、夢遊病の行動を起こし、月長石を無事に保管するため持ち去る様子をレイチェルが見ていてた事が判明。慈善家のゴドフリーが、実は放蕩に因る金策で窮地に追い詰められており、月長石を金貸しに流した果てに、追っての教徒に殺され月長石を持ち去られる。誤解の解けたレイチェルとフランクリンは結婚。

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