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2011年2月

2011年2月25日 (金)

絵画113・・P・ヘルモゲネス・カルデロン

P・ヘルモゲネス・カルデロン(1833~1898)

フランス出身のラファエル前派・イギリス画家。名の由来はスペイン系。パリでエドゥアール・ピコに師事。1852年からRアカデミー出展。67年パリ万博金賞。87年アカデミー経営に携わる。

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2011年2月23日 (水)

絵画112・・J=バティスト・ベルトラン

J=バティスト・ベルトラン(1823~1887)

フランス画家。ジェームズ・ベルトランとも。エティエンヌレイに、1840年からボザールに学ぶ。57年からサロン出品。寓話や神話を描く。

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2011年2月21日 (月)

映画135・・リア王

リア王(1970・ソ連)

1066原作・ウィリアム・シェークスピア、監督・グレゴーリ・コージンツェフ、出演・ユーリー・ヤルベット、バレンチナ・シェンドリコワ・・

時は中世、イギリス。老王リア(ヤルベット)は隠居するため領地配分で三人の娘を集める。長女ゴネリル(ラジン)、次女リーガン、末娘のコーディリア(シェンドリコワ)。独身のコーディリアの婚儀も取り決めようと。候補者にはバーガンディ公爵、リア王の忠臣ケント伯、グロスター伯、そしてフランス王。ゴネリルとリーガンは巧言を尽くし王の機嫌を取るが、コーディリアは真心を打ち明け、領地は欲せず王の側で仕えたいと。この言葉が王を怒らせコーディリアを勘当。純粋なコーディリアに惹かれたフランス王は彼女を后として迎える。領地を分けた姉達は、用無しの王を虐待し荒野へ追い払う。愛憎の真実を見たリア王は猛り狂う暴風雨に晒され悲惨な姿に。グロスター家では、財産を独り占めにと次男のエドマンドが、グロスター伯に兄エドガーへの殺意を抱かせる。奸計に嵌ったグロスター伯は、エドガーを追う途中狂気の兆したリア王に遭い哀れな姿に同情し連れ帰るが、リーガンの夫コーンウォール公の怒りに触れ両眼を抉られる。グロスター伯は自殺を計るが、身を窶していたエドガーに救われ事のカラクリを知る。姉達の父への虐待を知ったコーディリアは、父を救おうとフランス軍を引き連れ、ドーバーを渡って乗り込むが敗れエドマンドに城壁に吊るされる。娘の死体を凝視したリア王は悲痛な絶叫と共に悶死。それを知った長姉の夫アルバニー公はエドマンドを反逆罪とし決闘する部下を募る。そこに防具で顔を隠したエドガーが名乗り出て一気にエドマンドを倒し、それに駆け寄ったのが愛人ゴネリル。狂ったゴネリルはリーガンへの嫉妬心で彼女を毒殺し自らも命を絶つ。アルバニー公は、エドガーやケント伯に領地復興の手助けを頼み、静まり返った大地に、リア王とコーディリアの遺骸を運ぶ列が続く。

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2011年2月20日 (日)

本178・・華氏451度

華氏451度・・レイ・ブラッドベリ著

51mwpni2cql__sl500_aa300_舞台は、情報が全てテレビやラジオによる画像や音声などの感覚的なものばかりの社会。そこでは本の所持が禁止されており、発見された場合はただちに「ファイアマン」(本来は『消防士』の意味)と呼ばれる機関が出動して焼却し、所有者は逮捕されることになっていた。表向きの理由は、本によって有害な情報が善良な市民にもたらされ、社会の秩序と安寧が損なわれることを防ぐため。密告が奨励され、市民が相互監視する社会が形成され、表面上は穏やかな社会が築かれるが、その結果、人々は思考力と記憶力を失い、わずか数年前の出来事さえ曖昧な形でしか覚えられない愚民になる。ファイアマンの一人であるガイ・モンターグは、当初は模範的な隊員だったが、ある日クラリスという少女と知り合い、彼女との交友を通じて、それまでの自分の所業に疑問を感じ始める。彼は仕事の現場で内緒で拾った数々の本を読み始め、社会への疑問が高まり、それらが上司に発覚し、妻からの告発と共に追われる身に。辛くも追っ手から逃れたガイは、少数の同調者と共に破壊され尽くした街に戻って行く。

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2011年2月19日 (土)

本177・・月長石

月長石・・ウィルキー・コリンズ著

51bh428a0ql__sl500_aa300_インドから持ち帰ったバラモン教徒の秘宝、月長石(ムーンストーン)と呼ばれる巨大なダイヤモンドが、レイチェル・ヴェリンダー嬢に遺贈されるが、その夜のパーティー後消失。彼女を恋する2人の従兄のフランクリン・ブレークとゴドフリー・エーブルホワイト、薄幸の女中ロザンナ、秘宝奪還を狙うインド人等が主要登場人物。「ロビンソン・クルーソー」を人生の指針とする忠実な老執事ベタリッジを含む、数人の登場人物によって語られる。

ヴェリンダー夫人の兄ジョン・ハーンカスルが暴虐の果て略奪してきた月長石は、それを守る教徒から必ず復讐があると云われるものだった。世間を避け、身内からも爪弾きされ暮らすハーンカスル。月長石の消失で警察が入るが、頑なに取調べを拒絶するレイチェル。フランクリンに親しくしていた彼女は、彼に突き放す態度を取る。召し使いロザンナのフランクリンに対する想いと、その不可解な行動と自殺。ロンドン警視庁から捜査に来たカッフ部長刑事は、充分な捜査が出来ず一旦捜査は打ち切りに。心労で亡くなるヴェンダリー夫人。フランクリンが、当夜出席者の医師に拠って不眠のため内緒でアヘンを飲まされ、夢遊病の行動を起こし、月長石を無事に保管するため持ち去る様子をレイチェルが見ていてた事が判明。慈善家のゴドフリーが、実は放蕩に因る金策で窮地に追い詰められており、月長石を金貸しに流した果てに、追っての教徒に殺され月長石を持ち去られる。誤解の解けたレイチェルとフランクリンは結婚。

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2011年2月18日 (金)

絵画111・・ニコラス・ヴァーイ

ニコラス・ヴァーイ(1855~1936)

オランダ画家。1871年から州立アカデミーで学び、1891年から国立アカデミーで30年以上教え、多くの画家を輩出。アムステルダム芸術学会等メンバー。

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2011年2月16日 (水)

絵画110・・C・コートニー・カラン

C・コートニー・カラン(1861~1942)

アメリカ画家。シンシナティのデザイン学校、国立デザインアカデミー、パリのジュリアンでB・コンスタントやJ・ルフェーブル等に学ぶ。後にナショナルアカデミー等で教鞭。

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2011年2月12日 (土)

本176・・吸血鬼カーミラ

吸血鬼カーミラ・・ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ著

51prtzvdtrl★「シャルケン画伯」・・17世紀オランダの画家ゴドフリ・シャルケンの逸話が基とされる。シャルケンは無名時代に師ゲルアルド・ドウの姪ローゼと相愛の中となるが、ある日ロッテルダムの貴族ヴァンデルハウゼン卿と名乗る正体不明の人物が現れ、ドウに大金と引き換えにローゼを妻にと請う。ドウは大金に目が眩み、素性も確かめず結婚契約書にサイン。翌晩現れた卿の容貌は世にも恐ろしかったが、卿は豪華な結納品を置き、嫌がるローゼを連れ去る。ある晩、シャルケンの前に恐怖と疲労で憔悴したローゼが現れ、傍を離れたら消えてしまうと怯えるが、一瞬離れた隙に絶叫と共にローゼは消え、その後の行方は杳として知れない。数年後、シャルケンが父親の葬式で地元の教会を訪れると、その納骨所にローゼが現れる。彼女に追いて行くと古いオランダ屋敷で、その帷を引きヴァンデルハウゼンの悪魔のような姿を曝け出し、シャルケンは気絶。翌朝寺男に発見されたシャルケンの側には大きな棺。

★「仇魔」・・准男爵の弟で帝国巡洋艦の司令官であったバートンは、中年になって若いモンタグ嬢と婚約。モンタグ嬢を訪なっての帰り道、不気味な足音に追けられる。それ以来、脅迫状が届いたり幽霊のような男が姿を現すなど怪異なことが続き、バートンはその苦悩の正体を打ち明けられず憔悴し恐怖死する・・6年前バートンは、部下の乗組員の娘と道ならぬ関係になり、娘は失恋の嘆きで自殺。娘の父親が皆の前でバートンを責め、その腹癒せにバートンから過酷な命令を与えられた男は脱走するが、その前の体罰に因る痕で死亡していた。

★「吸血鬼カーミラ」・・スチリア(オーストリア)の城に父親と乳母のペロドン、家庭教師のラフォンテンと暮らすローラ。6才頃、夜中に目を覚ますと見知らぬ若い女がベッドに入って来、そのまま眠ってしまうと胸を針で刺された様な痛みで起き、恐ろしい思いが残る。19才になり、20マイルほど離れた隣人のスピエルドルフ将軍が姪のラインフェルトを連れて訪ねて来る筈が、その姪が突然死んで来られない。悲しんでいると、城の前で馬車が転倒する事故が起き、馬車の母親は、急ぎの旅なので娘のカーミラを3ヶ月後に迎えに来ると、預け置いて去る。カーミラは美しい娘だったが、6才の時に見た女に似ていた。二人は友達になるが、カーミラは自分の事を何一つ話さない。ローラは、恋人の様にキスをしたり抱き締めて来るカーミラに戸惑う。カーミラは葬式の賛美歌を嫌がり、その頃村では若い娘が幽霊を見て死に、奇妙な病気が流行り出す。表具屋が古い絵を持ってくるが、その中の1枚がカーミラにそっくり。ローラが悪夢を見て、胸に痛みを感じ始める。スピエルドルフ将軍が来て、ラインフェルトの死んだ経緯を話す。客人としてミラーカという女を迎えた時に始まり、ミラーカは吸血鬼だったと。そこにカーミラが現れ、カーミラとミラーカが同一人物と解る。あの肖像画もカルンスタイン伯爵夫人ミラーカその人であった。スピエルドルフ将軍と共にかつてのカルンスタイン家の地所を訪れると、そこに現れたヴォンデンベルグ男爵(モラヴィアの貴人と云われた、ミラーカの恋人であった祖先を持つ)がその墓の在り処を突き止め、古式に則りその墓を暴き、胸に杭を打ち込み首を刎ねて滅ぼす。

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2011年2月 9日 (水)

絵画109・・マーカス・ストーン

マーカス・ストーン(1840~1921)

イギリス画家。父フランクに訓練を受け、Rアカデミーに学び、数年後ディケンズ等の挿絵。1877年アカデミー準メンバー、作品の殆どは各展覧会でメダル。

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2011年2月 5日 (土)

絵画108・・ヘンリエッタ・レイ

ヘンリエッタ・レイ(1859~1928)

ヴィクトリア期・イギリス画家。クィーンスクエアスクール後、RアカデミーでF・ディクシー等に師事、1881年からアカデミー出展。古典文学や寓話を題材としパリ万博等で受賞。90年パリのジュリアンでルフェーブル等と学ぶ。97年ヴィクトリア女王の記念式典で女性画家展覧会を開く。

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2011年2月 3日 (木)

絵画107・・リチャード・レッドグレーブ

リチャード・レッドグレーブ(1804~1889)

イギリス画家。1825年の作品をRアカデミーに認められデザイナーに、40年メンバー、51年から教授。47年政府デザインスクールで芸術監督、57年サウスケンジントン博物館ディレクター。

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