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2011年4月11日 (月)

本181・・O・ヘンリ短編集(二)

O・ヘンリ短編集(二)・・オー・ヘンリ著

41rkzblqxql__sl500_aa300_★「賢者の贈りもの」・・若く貧しい夫婦、クリスマスに互いにプレゼントしようとする。デラは美しい髪を売って、ジムの大切な形見の時計の金鎖を買う。帰宅したジムは、デラの髪を見てショックを受ける。自分の金時計を売って、デラの望んでいた一揃いの髪飾り買って来たのだ・・クリスマスを考え出した賢人達と、互いの宝物を犠牲にした愚かな二人。しかし、二人の心こそが最も賢者の証し。

★「人生は芝居だ」・・小さな町の雑貨店の娘ヘレンがフランクと結婚。付添い人はフランクの親友ジョン。式後、ジョンはヘレンに恋情を訴え、ヘレンは拒絶するが、そこに現れたフランクはヘレンを罵り出て行く。20年後、店を細々と営むヘレンは二人の間借り人を置く。一人の男ラモンティはバイオリン弾きで過去の記憶を失っていた。もう一人の男の目には愛情と悲嘆。ラモンティに求婚されたヘレンは、心を動かされるも結婚していると告げる。目に悲嘆の籠った男が許しを請い、自分はジョンで、あの日フランクを追い嫉妬から彼を殴り倒しフランクが石に頭を打ち付けたと告げる。ラモンティが奏でていたバイオリンに導かれたヘレンは、彼がフランクであると気付き彼のもとへ。

★「千ドル」・・青年ジリアンは叔父の遺言で千ドルを受け取るが、その使い道を報告する義務があった。叔父には他に相続者が居らず、後見していたミス・ヘイドンがいるだけ。ジリアンは遊び仲間に使い道を訊いたりするが、ある倹しい盲人の預金額を聞いたことで弁護士のもとへ。ミス・ヘイドンへの少ない寄贈を聞くと、彼女を訪ね遺言状の訂正で千ドルは彼女のものだと渡す。弁護士の所に戻り報告書を渡すと、別の書類があり千ドルの使い道が慎重・賢明・非利己的な場合五万ドルの報奨金が与えられ、そうでない時はミス・ヘイドンに与えられると告げられる。ジリアンは報告書を取り上げ引き裂き、千ドルは競馬で摩ったと言って去る。弁護士等は顔を見合わせ頭を振るが、ジリアンは陽気に口笛を吹いていた。

★「二十年後」・・ある町での夜10時。薄暗がりの下、一人の男がパトロール警官と言葉を交わす。男は20年前の約束で幼馴染みのジミーを待っていると言う。警官が去ってから別の男が現れジミーだと名乗るが、男(ボッブ)はそうでないことを見破る。彼は刑事で、ジミーからの紙切れをボッブに渡す。さっきの警官がジミーであり、ボッブがお尋ね者の男であることに気付き、自分で逮捕するには忍びなく私服刑事を寄越したのだった。

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