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2011年5月14日 (土)

本185・・アブサロム・アブサロム!

アブサロム・アブサロム!・・ウィリアム・フォークナー著

417xt07z99l__sl500_aa300__2サトペン家の興隆・崩壊と、南部の過去・現在の宿命的な交わりを描く。

ウェスト・ヴァージニア山間生まれの、大家族の流れ者である貧乏白人の主人公トマス・サトペン。少年時代に受けた屈辱(父の言い付けである地主の元を訪ねたが、正装した黒んぼの執事に裏口へ回れと言われる)に因り家族の下を去る。南部で人間として認められるには、土地と黒人と立派な家を所有しなければならないと思い知らされたサトペンは、その野望の達成に向けて邁進するが、最初の妻に黒人の血が混じっていることを後で知った彼は妻と子(チャールズ)を捨てる。2年後ミシシッピ州に現れ、先住民を騙して広い土地を手に入れ大きな家を建てる。この間黒人奴隷との間に娘クライティが生まれる。4年後エレン(地元で信頼される商人の娘。年の離れた妹がローザ)と結婚し、ヘンリーとジューディスが生まれる。サトペン農場の廃屋に住み着いて使用人となったジョーンズとその娘。ヘンリーとチャールズがミシシッピ大学で知り合い(チャールズの母の弁護士の企み)、ヘンリーは年上のチャールズに憧れる。チャールズにはニュー・オリンズに混血女との息子がいる。エレンの画策でチャールズとジューディスが婚約状態に。チャールズが自分の息子と気付いたサトペンが二人の婚約を禁じ、3人共出征。エレンとその父死ぬ。流れに任せるチャールズを帰郷時ヘンリーが射殺。ローザがサトペン領地に移り、サトペンがローザと婚約するが、息子が出来たら入籍すると侮辱し、ローザは元の家に戻る。サトペンはジョーンズの孫娘に子を産ませるが、女だったため再び侮辱しジョーンズに殺される。クライティがチャールズの息子を領地に連れて来ると、やがてその息子が黒人女と共に住み着き、知恵遅れのジム・ボンドが生まれる。ジューディスとチャールズの息子が死ぬ。25年後、ローザとストーリー・テラーのクェンティンが、領地の廃屋でヘンリーを発見。ローザがヘンリーを町へ連れ出そうとすると、クライティが家に放火。

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