« 絵画146・・S・ボッティチェリ | トップページ | 絵画147・・トーマス・ケニントン »

2011年8月 6日 (土)

本198・・人魚の姫

人魚の姫・・ハンス・クリスチャン・アンデルセン著

18478856★「すずの兵隊さん」・・ 一本足のすずの兵隊さんは、片足を挙げた可愛い紙の踊り子に恋をするが、子鬼の仕業か窓から落ちて川に流される。難から逃れ偶然にも元の家で踊り子と再会した兵隊さんは、子供にストーブの中に投げ込まれる。見詰め合う二人。すると風に吹き飛ばされた踊り子がストーブの中へ。二人は一つになって熔け、あくる朝掻き出された灰の中にはハートの形のすずの塊がありました。

★「モミの木」・・町の外の森の中の小さなモミの木。そこは気持ちのよい場所で日当たりもよく清々しい空気もあったが、鳥たちから立派に帆柱やクリスマスの木になったモミの話を聞くと、小さなモミの木は自分も早く大きくなりたい一心です。何年かが過ぎ、クリスマスの木として伐られお屋敷に飾られたモミの木は晴れがましくとても幸せだったが、翌日には暗い屋根裏部屋に片付けられる。寂しくなったモミに木の前にハツカネズミが現れ、生まれた森の話をすると「なんてあなたは幸せだったのでしょう」と言われる。ある朝日差しの中に引っ張り出されたモミの木は、自分の枝が黄色く枯れてしまったことに気付く。モミの木は薪として伐られ、酒の釜の下で赤々と燃えた。モミの木は、幸せだった森の中の夏の日のことやお星様の輝く冬の夜のことを思い出しながら、とうとう燃え尽きてしまいました。

★「人魚の姫」・・人魚の王の6人の娘たちの内、15才の誕生日に末の姫が昇って行った海の上で、船の上にいる美しい人間の王子を目にする。王子に恋をした人魚姫は、嵐に遭い難破した船から溺死寸前の王子を救い出すが、偶然浜を通りがかった娘が王子を見つけて介抱したため、王子はその娘が恩人と信じる。人魚姫は海の魔女の家を訪れ、美しい声と引き換えに尻尾を人間の足に変える飲み薬を貰う。その時に「歩くたびにナイフで刺されるように痛く、もし王子が他の娘と結婚すれば姫は海の泡となって消えてしまう」と警告される。美しい目と踊りで王子と一緒に御殿で暮らせるようになった人魚姫だが、声を失った人魚姫は恋心も王子を救った出来事も話す事が出来ず、王子は人魚姫が恩人である事に気付かない。やがて王子と娘との結婚が決まり、悲嘆に暮れる人魚姫の前に現れた姫の姉たちが、髪と引き換えに海の魔女に貰った短剣を差し出し、王子の流した血で人魚の姿に戻れるという魔女の伝言を伝える。愛する王子を殺す事の出来ない人魚姫は死を選び、海に身を投げて泡に姿を変え、空気の精となって天国へ昇って行く。

|

« 絵画146・・S・ボッティチェリ | トップページ | 絵画147・・トーマス・ケニントン »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 絵画146・・S・ボッティチェリ | トップページ | 絵画147・・トーマス・ケニントン »