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2011年8月23日 (火)

本203・・シルエット

シルエット・・ウィリアム・アイリッシュ著

12006★「窓の明かり」・・三年振りに送還された兵士。数週間前に帰っていたが、戦闘疲労症の全快を待っていた。ある夜、彼女のアパートの外で帰りを待つ。街灯の下に佇んでいると、アパートから一人の男が出て来る。以前近所に住んでいた知り合いで女の所からの帰りだと言う。男が去り、彼女の部屋に明かりが灯ると部屋へ行く。彼女は驚き、その様子に裏切られたと思い、ベルトで彼女の首を絞め殺してしまう。無力感と酷い疲れを覚え立ち去るが、外に出ると戦闘が蘇り・・再び療養所を出、ある日の公園のベンチ。人が置いて行った新聞を見ると、二年前の彼女殺しの犯人逮捕のニュース。そこへ以前近所に住んでいたあの男が通り掛り、当時、今は結婚した妻の下を訪れていたのだと知る。

★「秘密」・・交際間も無いケネスとフランシスは相性が良く婚約。彼は10年前の殺人(裏切られ許せなかった)を打ち明け、未解決だが二度と触れないで欲しいと。順風に3年が過ぎるが、彼の能力を認めていた上司がいなくなり、新しい上司は彼を目の敵に。とうとう首になり、良い推薦状が無いため次の仕事が見つからず、やっと見つけた仕事も邪魔される。その上司が殺され犯人が捕まるが、フランシスは夫への疑いが晴れず、無実の人を救うためと警察に密告。過去の殺人も話したため夫は逮捕・・今回の殺人は、犯人が死刑15分前に自供していた。

★「シルエット」・・ピーターズ夫妻は友人宅を訪問後、深夜のバスを待つ。向かいの家の窓に、シルエットになって殺人のような光景が。通報を渋るピーターズと正義感の強い夫人。翌日の新聞に、殺されたと思われるあの家の妻が行方不明だと。夫人は証言しに行くが、事故死のような発見だった妻の裁判で、その夫は証拠不十分で訴訟が却下。直後、殺された妻の写真を見詰めていた夫人は、その不自然な髪の色や形に気付き、刑事に再審理に向け動き出すよう告げる。

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