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2011年12月22日 (木)

本208・・白衣(びゃくえ)の女

白衣(びゃくえ)の女・・ウィルキー・コリンズ著

51em6yb814l__sl500_aa300__2青年画家ウォルター・ハートライトは由緒あるリマリッジ館の家庭教師をすることになり、就職前夜、荒野を行く途中、白衣の女に呼び止められる。夏の夜道「ロンドンに行きたい」と声を掛けてきた白ずくめの女に、彼は奇妙な予感に震える・・

精神病院を脱走した白衣の女アン・キャセリックとリマリッジ館の女性相続人ローラ・フェアリーとの肖似。二ヵ月後、ハートライトはローラが婚約の身であることを知り、ローラの父親違いの姉マリアンに促され、失意のままリマリッジ館を辞し厳しい外地勤務に。敬愛する亡き父との取り決めであった約束通り、ローラはハンプシャーのパーシヴァル卿と心に沿わない結婚を・・

パーシヴァルは過去に知られてはならない罪(両親の結婚を偽造し、ブラックウォーターパーク当主という名を不当に相続、その秘密を知る女の娘アンが情緒不安定で、他言を恐れたためアンを精神病院に偽装強制入院させた)を犯しており、友人であるイタリア人の奸智に長けたフォスコ伯爵と共に財政的に行き詰り、ローラの財産を近々に入手するべくフォスコ伯先導で姦計を巡らし、ローラをアンの元入院先の病院に入れ、アンが死ぬやその遺体をローラの遺体として埋葬・・

ロンドンに戻ったハートライトは、ローラの墓の前でローラとマリアン(マリアンがローラを病院から脱走させ身を隠していた)に再会し、三人でひっそりと暮らしながら、パーシヴァルとフォスコの陰謀を明らかにしてローラの名誉を正そうと動き始める。身の危険に何度も曝されながらも友人知人の助けを借り、遂に大団円(パーシヴァルは証拠を無くそうとし過失で焼死、フォスコはスパイで裏切りのため同志に粛清される)。

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