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2012年2月

2012年2月29日 (水)

絵画200・・エヴァリスト・リュミネ

エヴァリスト・リュミネ(1821~1896)

フランス画家。18才パリでオーギュストDebayに、その後レオン・Cogniet やレオン・ボナ、C・トロアヨンに学ぶ。1843年サロンデビュー、52年から各種受賞。

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2012年2月20日 (月)

絵画199・・フランシス・Zmurko

フランシス・Zmurko(1859~1910)

ポーランド画家。1876年からクラクフアカデミーでマテイコに、77年ウィーンアカデミーでA・ワーグナーに学ぶ。歴史・宗教画。

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2012年2月18日 (土)

本217・・風の影

風の影・・カルロス・R・サフォン著

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1945年、バルセロナ。古書店の息子ダニエル(10歳)は、ある夜明けに父親に連れられて行った「忘れられた本の墓場」で見つけた無名作家フリアン・カラックスの「風の影」に魅せられる。

ダニエルの物語は1945~65年、フリアンは1900年代初頭~54年。この間に横たわるスペイン内戦(36~39年)。
この「風の影」を巡りフリアンの本を抹殺する謎の人物が現れ、フリアンの過去が明らかになるに連れダニエルの周りに危険が迫り、フリアンと自分とがオーバーラップして行く。
4歳で母を亡くしたダニエルを慈しみ育てる心深き父。役人として内戦以前から無残な境遇を送って来たフェルミン。フリアン等の同学だった、刑事でありながら執念深く彼等を追う殺し屋フメロ。フリアンの友で、ペネロペとの駆け落ちを助けようとし、その後は彼の出版を援助するミケル。「忘れられた本の墓場」の管理人の娘で、フリアンの友ミケルと結婚するもフリアンの虜であるヌリア。父親から母親の不義の子として接しられ、恋人ペネロペとの仲を裂かれ、心を閉ざし独りパリで売れない小説を書くフリアン。
・・引き裂かれ幽閉され、子供を死産し共に地下に葬られるペネロペ(フリアンとは異母兄妹だった)。ペネロペと同様身ごもり隔離されるが逃げ出すダニエルの恋人ベアトリス。共に暮らしながらもヌリアの心を掴めず、病身となりフリアンの身代わりに自ら殺されるミケル。回想をダニエルに残し、フメロに殺されるヌリア。フメロに怯えながらも、恩義ある古書店の手伝いをしダニエル親子を守ろうとするフェルミン。危険を顧みずバルセロナに戻り、ペネロペを地下の墓場に見い出したフリアンは自らを滅する様に自著を放火で無き物にしていく(重度の火傷を負う)が、ダニエルの存在を知り、彼らを追って来たフメロを殺す。
・・本には魂が宿っている。書いた人の魂とそれを読んでその本と人生を共にしたり夢見た人たちの魂である・・誰かが覚えている限り、それは生き続ける。

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2012年2月17日 (金)

絵画198・・シャルル・ジャラベール

シャルル・ジャラベール(1819~1901)

フランス画家。ニームのアートスクールで頭角を現し、1838年からボザールでドラローシュに学ぶ。

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2012年2月13日 (月)

本216・・高慢と偏見

高慢と偏見・・ジェーン・オースティン著

51da06kq4bl__sl500_aa300__2舞台は18世紀の田舎町。五人姉妹のベネット家では、ベネット氏が死ねば資産は従兄弟の手に。氏は書斎にこもり我れ関せずだが、浅薄な夫人は娘達を金持ちの所に片付けようと躍起。

近所に独身の青年資産家ビングリーが越して来る。ベネット夫人は早速娘を引き合わすべく舞踏会の約束。美しい長女ジェーンとビングリーは印象悪からぬ出会いをするが、次女エリザベスはビングリーの友人で気難し屋のダーシーが自分達の事を軽んじる発言を聞き、その高慢さに反感を抱く。ダーシーはエリザベスの知性と活発さに惹かれるが、プライドの高さが災いして格下の家のエリザベスと打ち解けられず。

同じ頃、町には軍隊が駐留。色男の青年士官ウィカムに下の妹達は夢中。聡明なエリザベスも惹かれ、彼からダーシーの亡父の被保護者だった過去と、相続するはずの遺産をダーシーに奪われたと聞き、鵜呑みにしたエリザベスはダーシーへの反感を強める。

ベネット家の財産相続権を持つコリンズ牧師が現れ、中身の無いおべっか使いに辟易するが、結婚相手を求めていると知った途端ベネット夫人は態度を一変。エリザベスを押し付けようとするが、コリンズに我慢ならないエリザベスは断わる。コリンズはエリザベスの親友のシャーロットと結婚。エリザベスは彼女に失望し掛けるが、器量が悪く20代後半まで独身だったシャーロットにはやむを得ない選択と納得。

急速に親密になったビングリーとジェーンだが、突然ビングリー達がロンドンに帰る。ジェーンはショックを受け、気分転換も兼ねてロンドンまで行くが会えず彼を諦めてしまう。エリザベスはシャーロットに招かれ訪れて、コリンズの後見人を務める資産家・キャサリン夫人を訪問すると、そこに嫌いなダーシーの姿。彼はキャサリン夫人の甥で、夫人からは娘との結婚を望まれる。ダーシーから突然求婚されエリザベスは驚くが、相手の言葉の端々に表れる格下の家柄への高慢な態度や、ジェーンの邪魔をしビングリーを帰したのが彼だったと知り、怒りに任せ罵り拒絶。

翌朝ダーシーから渡された手紙に、ジェーンがビングリーに気が無いと誤解し別れさせてしまったことへの謝罪、ダーシーの見下した態度がベネット夫人や妹達の下品な振舞から出たものだったこと、そしてダーシーの家への恩を仇で返すウィカムの過去の悪行(金銭問題や妹へのかどわかし)等が。思い当たる事ばかりで、エリザベスは自分がダーシーに偏見を持っていたと悟る。

エリザベスは善良な叔父叔母のガードナー夫妻に誘われて再び旅行。旅程にはダーシーの領地ペンバリーも含まれ、罪の無い彼を侮辱した恥ずかしさで、主人不在という話を信じてお屋敷見学したが、早く帰ってきたダーシーと再会、ダーシーが身分の低い叔父夫婦にも紳士的に接するのを見て、高慢な態度の変化を感じる。

そこへ、郷里から末の妹のリディアとウィカムの駆け落ちの報せ。ベネット氏とガードナー氏が探しに出かけるが不首尾、その後ガードナー氏から、ウィカム達はロンドンで見つかり、ガードナー夫妻が借財を払い持参金を肩代わり、その場で結婚させた(実はダーシーの計らい)と。ビングリーが戻って来、ジェーンとの仲を引き裂いた責任を感じたダーシーが促し、ジェーンにプロポーズ。

キャサリン夫人が突然ベネット家を訪問。ダーシーとエリザベスの婚約の噂の真偽を問い質しに。エリザベスは否定したが、夫人が今後も婚約せぬよう告げると、約束出来ないと突っぱねる。

キャサリン夫人の干渉で互いの気持ちを確認した二人は、ベネット氏に婚約の意を告げ、エリザベスから今までの事を聞きダーシーが誠実な人物だと解ると、娘の幸せを祝福。ダーシーを忌み嫌っていたベネット夫人は、現金にも大資産家が娘を貰ってくれると判り手放しで喜ぶ。やがてキャサリン夫人の怒りも解ける。

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2012年2月12日 (日)

絵画197・・リン・シェイラー

リン・シェイラー(1955~)

アメリカ画家。ミシガン大学に学び、美術の修士号。1984年からパリに学び、パリの街を描く。

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2012年2月 6日 (月)

絵画196・・L=マクシム・フェーヴル

L=マクシム・フェーヴル(1856~1941)

フランス画家。ボザールでJ=L・ジェロームに学び、1886年からサロン出展。

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2012年2月 4日 (土)

本215・・そして僕は家を出る

そして僕は家を出る・・テリー・ケイ著

519tft9wqml__sx230_舞台はアメリカディープサウスのジョージア州、時代は1940年代後半、人種差別撤廃を求める公民権運動が活発化する前。

家出癖のある白人少年トムと、サンジーザスという名を持つ黒人の子が家出をし、その途中で見つけた白骨(サンジーザスの父)によって物語が展開。それ以来、ペグレッグ(義足の男)という過去の亡霊が人々を脅かし、村人達の意識の違いが徐々にあぶり出される。捜査に当たる保安官は第二次大戦の英雄として、不本意ながらも祭り上げられ保安官に選ばれた男で、戦争に行ったことで意識の変革が起き、そうした彼等が意識するしないを問わず何らかの形で社会の変化に一役を買う。変わった者と変らなかった者との間に起きる大小の軋轢。それがさざ波やうねりとなって50年代の怒涛のような運動へ。

ペグレッグに殺されたと思われる死体が三体掘り出され、一方、白人雇い主等による暴行やレイプ(サンジーザスの姉たち)が捜査されるのは前代未聞の事態。ペグレッグは二人、一人目は過去に殺され(三体の内の一体)、二人目の暴行レイプ犯がショットガンで撃殺される。サンジーザスの叔父に嫌疑が掛けられるが、意識の変わった人々の力で冤罪を免れる。名乗り出たレイプ犯の父親、疑わしい妻。霊媒師によって生まれた時から指名され(同じ日に生まれたトムと共に変化を起こす子として)たサンジーザスは、家を出て霊媒師のもとを訪れ、荷物(その中にショットガン)を置いて旅に出る。

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