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2012年3月 6日 (火)

本218・・幽霊物語

幽霊物語・・ロアルド・ダール編

51pca16gzel__sx230_★「ハリー」ローズマリー・ティンパリー著・・5才の養女クリスチーヌが最近「ハリー」なる友人の話をする。庭の白バラの茂みにいると。養母は心配するが周りは取り合ってくれない。養子縁組協会で無理に問い質すと、不幸な家庭で父親が一家心中を計り、兄のハリーがクリスチーヌを救うため妹を抱いて窓から飛び降り、自身は死んだと。その地を訪ねると、落ちた場所に白バラの茂み。急ぎクリスチーヌを学校に迎えに行くと、兄が迎えに来て帰ったと・・

★「街角の店」シンシア・アスキス著・・貧しい弁護士の青年がふと立ち寄った骨董店。雰囲気と感じがよい姉妹が切り盛り。ある日再び訪ねると陰気な店内に老人がいて、小さなカエルの置物を只同然で買うことに。友人に高価な物だと聞かされ相当の分を返しに行くと、姉妹がいて姉から店を起こした父親の話を聞く。不当に儲け後悔しながら死んだと。罪の償いに高価な物を安く売るため、あの日青年が訪れるのを待って・・

★「落ち葉を掃く人」プライベートX著・・田舎の古い邸宅に住む偏屈な老婦人。若いテッサが話し相手として働くことに。老婦人は慈善団体などには寄付しないが、いつからか渡り歩く乞食に親切を尽くすのが不思議だった。ある晩、庭から落ち葉を掃くような音が聞こえ老婦人が怯える。庭に出て確かめると、小道の暗い影に乞食のような男が落ち葉を掃いていたが、落ち葉はピクとも動かない・・恐怖し女中頭に訊すと、以前老婦人がある乞食に働けと迫り、小道の向こうからここまで掃いたら施すと告げたところ、乞食は小道の向こうで横死するが、最後の言葉として小道のこちらまで掃いたら迎えに来ると・・2~3日後、掃く音が近くに迫り、老婦人が死ぬ。

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