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2013年4月15日 (月)

本245・・凍りつく眼

凍りつく眼・・ジャイルズ・ブラント著

6994626l_2売れない絵描きが成功を渇望する余り悪魔に魂を売り渡し、その代わりに一時は天才画家としてもてはやされるも、何故か満たされぬ日々。その後一転して自分の評価が急落したと知るなり俄然沸き出す創作意欲だが、世にも無残な最期が・・

暴力をテーマとする絵を描く画家フッドが醜い顔の不思議な小男ベリルと出会ったのは、力作を酷評され失意のどん底に喘いでいた時。「君の絵が評価されないのは、本当の死を知らないからだ」と、人の死を予言するベリルに導かれるまま、フッドは次々と死の現場に直面しそれを描いていく。打って変わった様に売れ始めるフッドの絵。ニューヨークを舞台に、奇妙な男に翻弄される画家は、優しい音楽家の妻や友人画家など周囲の人々にも冷淡になり、死の現場への疼きを抑えられず浮気したモデルを自ら殺害。捕われ死刑宣告を受け、死刑されることにもがきつつも死に際の醜い自らを描いてみたいと・・

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