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2013年4月

2013年4月18日 (木)

絵画234・・カスパー・フリードリヒ

カスパー・フリードリヒ(1774~1840)

ドイツ画家。ロマン主義。1794年からコペンハーゲンで、その後ドレスデンアカデミーで学び99年出展し1916年メンバー。

Walk_at_dusk Contemplating_the_moon Monastery_graveyard_in_the_snow Beach_of_rgen The_moon_rising_over_the_sea

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2013年4月15日 (月)

本245・・凍りつく眼

凍りつく眼・・ジャイルズ・ブラント著

6994626l_2売れない絵描きが成功を渇望する余り悪魔に魂を売り渡し、その代わりに一時は天才画家としてもてはやされるも、何故か満たされぬ日々。その後一転して自分の評価が急落したと知るなり俄然沸き出す創作意欲だが、世にも無残な最期が・・

暴力をテーマとする絵を描く画家フッドが醜い顔の不思議な小男ベリルと出会ったのは、力作を酷評され失意のどん底に喘いでいた時。「君の絵が評価されないのは、本当の死を知らないからだ」と、人の死を予言するベリルに導かれるまま、フッドは次々と死の現場に直面しそれを描いていく。打って変わった様に売れ始めるフッドの絵。ニューヨークを舞台に、奇妙な男に翻弄される画家は、優しい音楽家の妻や友人画家など周囲の人々にも冷淡になり、死の現場への疼きを抑えられず浮気したモデルを自ら殺害。捕われ死刑宣告を受け、死刑されることにもがきつつも死に際の醜い自らを描いてみたいと・・

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2013年4月11日 (木)

絵画233・・アーノルド・ベックリン

アーノルド・ベックリン(1827~1901)

スイス画家。文学、神話、聖書を題材に描く。1845年からデュッセルドルフアカデミーに学んだ後、主にイタリアで描く。60年からワイマールアカデミーで教鞭。象徴主義・世紀末芸術の代表的画家。20世紀のシュルレアリスム絵画にも大きな影響。

The_death_of_cleopatra War The_isle_of_the_dead Murder_and_furies The_deposition

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2013年4月 8日 (月)

本244・・アントニーとクレオパトラ

アントニーとクレオパトラ・・W・シェイクスピア著

95f2169cb77576d0b56423432fdabb22ローマ共和制を築いたジュリアス・シーザーが暗殺されて4年、ローマ帝国の小康状態が・・シーザーの養子オクテイヴィアスやレピダス等と共にローマ帝国を統治していたアントニーは、北アフリカでエジプト女王クレオパトラとの恋に陥っていた。彼は部下の信望厚く、長けた統治力で北アフリカを抑えていたが、本国イタリア各地で内乱が兆し、ローマではアントニーの妻ファルヴィアと弟ルーシアスがオクテイヴィアスに戦いを挑み破れたとの報が届く。更に、台頭して来たポンペイの巨軍がローマに迫るとアントニーは急遽ローマに戻り、ポンペイ軍制圧のために、オクテイヴィアスの姉オクテイヴィアと婚姻、3人の執政官の結束を生みポンペイ軍を壊滅。平安を取り戻したローマ帝国を後に、アントニーがオクテイヴィアの手を振り切りクレオパトラのもとに走ると、オクテイヴィアスは、一族に対する侮蔑だと激怒し2人の住むアレキサンドリアへと巨万の兵を送る。<アクチャム大海戦>はアントニーの完敗に終わる。戦いに敗れたアントニーの心を癒したのはクレオパトラ。勢いに乗ったオクテイヴィアスはクレオパトラに使者を送り、アントニー引き渡しを要求。クレオパトラは勝ち目無しと承知するが、この屈辱にアントニーは使者を鞭打ち追い返し戦いを挑む。<アレキサンドリア大戦>は凄絶を極め、圧倒的な軍勢を誇るオクテイヴィアス軍が勝利を収め、アントニーは敗因がクレオパトラの裏切りにあると彼女に激怒。恐れを成したクレオパトラは砂漠の秘密の廟に身を隠し、アントニーの愛を試すべく自らの命を絶ったとの偽の知らせを届ける。アントニーはこの知らせに悲しみ絶望し、剣の上に身を伏せ、彼女の腕の中で死ねるよう衛兵に命じ、クレオパトラの秘密の廟に運ばせる。瀕死のアントニーに、クレオパトラは涙し2人の思いの齟齬と運命の非情さを嘆く。クレオパトラは、オクテイヴィアスが自分の魅力に惑わされないと知ると、毒蛇を胸に宛がい息絶える。彼女の死と共に、プトレマイオス王朝は滅亡し、エジプトはローマ領になる。

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2013年4月 4日 (木)

絵画232・・マクシミリアン・リュス

マクシミリアン・リュス(1858~1941)

フランス画家。労働者階級出身、13歳時に政府のパリコミューン革命家等の虐殺を目撃。彫刻家ウジェーヌ・フロマンの工房後、カロル・デュランに学ぶ。アナーキスト。スーラとシニャック等とネオ印象派スクール創立。点描画法。ピサロの友人。

La_saintechapelle The_port_of_rotterdam_2 Entrance_to_the_village_4  The_commune_2            View_of_london_4  

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2013年4月 1日 (月)

本243・・長距離走者の孤独

長距離走者の孤独・・アラン・シリトー著

1∇「長距離走者の孤独」・・貧しい家庭で育ったコリンは、友人とパン屋に強盗に入り捕まる。感化院で足の速さを見込まれ、クロスカントリー競技で院を代表して走ることになるが、院長の出世への思惑に気付き、権威に抵抗するためゴール目前で走るのを止めるという反抗心を描く。

∇「アーネストおじさん」・・戦争で砲弾ショックを受け記憶や適応に齟齬のある、椅子張り職人アーネスト。同席した貧しい姉妹に善意で食事をご馳走していたが、世間の「良識」の干渉に因り、再び灯りのない孤独に戻る。

∇「フランキー・ブラーの没落」・・少し知能が遅れているフランキーは、少年達を率い陣地を争い戦闘ゲームをするが、ある日暴行等で捕まる。10数年後、様子が変わってしまったフランキー。病院での電気ショック療法で、永遠の少年から純真な心を叩き出し、「まとも」な人間に変えようとする社会への憤りが描かれる。

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