« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

2014年2月

2014年2月27日 (木)

絵画286・・P=ポール・プリュードン

P=ポール・プリュードン(1758~1823)

フランス画家。16歳でF・ドヴォージュの絵画学校、82年イタリアで、ダ・ヴィンチやコレッジョの影響、84年ローマ賞。98年サン・クルー城の天井画、01年からナポレオンからの受注。

Crucifixion The_abduction_of_psyche Andromache_and_astyanax The_dream_of_happinessThe_soul_breaking_the_bonds_2 Justice_and_divine

 

| | コメント (0)

2014年2月23日 (日)

絵画285・・レオン・スピリアールト

レオン・スピリアールト(1881~1946)

ベルギー画家。独学し、21歳で象徴主義文学の出版元のエドモンド・デモンの下で働く。E・A・ポーの作品を愛し、オディロン・ルドンの影響。
De_windstoot_2 The_posts_2 La_dame_dans_le_train_3Le_couple_4

| | コメント (0)

2014年2月20日 (木)

本267・・北條民雄全集

北條民雄全集・・北條民雄著

Photo_2∇「いのちの初夜」・・20歳、癩病で療養施設(東村山の全生園)に入所した初日の出来事や感じたままを手記風に纏めた私小説。其処にいる重症患者達の姿に慄然とし、不治であることから自身の近い将来に想いを来し悲嘆。以来、死を思わぬ日は無く生涯忘れえぬ記憶であると。
・・天刑病と云われ、潜伏期が長く、盲目になり顔や手足は言うに及ばず体全体が崩れるという衝撃と絶望。時代・・単なる厭世感では無く、政治活動に失敗した者、理想に敗れた者、愛国と反戦の矛盾に引き裂かれた者、重病に侵された者、志を実現し得ない者、文学芸術で挫折した者等の自殺。人間の尊厳とは何か。愛情の飢えを知り、その虚偽を嫌った民雄は、笑うと泣き顔に見えた。「癩小説」と呼ばれ、人懐こさも気難しさとして現れ、悪意はともかく軽蔑に耐えられない。ドストエフスキーに心酔し、川端康成を師匠と仰ぐ。病と創作に苦しみ、腸結核で24年の生涯を閉じる。本名非公開。

| | コメント (0)

2014年2月16日 (日)

絵画284・・シモン・ヴーエ

シモン・ヴーエ(1590~1649)

フランス画家。父ローランから基礎を、1614年からローマで学び、24年にサンルカアカデミー代表でサンピエトロ大聖堂壁画。ルイ13世の宮廷画家。帰国後は華やかに活躍し、ピエール・ミニャールやル・ブラン等多数輩出。バロック絵画の先駆者。
Magdalene Mary_of_the_ascension The_instruments_de_la_passion St_catherine Explaining_the_divine_mysteries_to_ Sophonisba_receiving_the_poisoned_c

| | コメント (0)

2014年2月 2日 (日)

本266・・シンメトリー

シンメトリー・・誉田哲也著

9784334749040_1l∇「過ぎた正義」・・少年刑務所の塀沿いの道。刑事・姫川が辞めた刑事・倉田と10度目の訪れで出会う。監察医の疑いから2人の元少年犯罪者の死を追い始めたが、倉田が両捜査に関わっていた。彼の過去を探る内、その息子が殺人犯として少年刑務所に居り、妻が被害者の父親に殺害された事を知った。息子の事件で辞めた倉田は正義感の強い名刑事だった。姫川が倉田に率直にぶつけると、2人の元少年犯罪者殺害の関与を認める。2人を誘拐殺人した一人の少年は心神喪失で無罪となったが、逮捕までの8ヶ月間精神疾患を学び詐病だった。もう一人は4人を強姦し2人を殺害したが、15歳だったため1年の不定期刑で、その後も更生したかに見せ妹を犯し続けた。殺人を犯したら命で贖うしかないとする倉田と、出所間近の倉田の息子と倉田自身の命も守りたいとする姫川。
∇「右では殴らない」・・薬物の痕跡のある劇症肝炎死が相次ぐ。携帯から女子高生・美樹の援交が浮かぶが、援交のどこが悪い、社会なんて関係ない、貰った薬を横流ししただけと嘯く。キレた姫川は、社会と関わらずに生きるとはどういう事か、いずれ知らん顔で結婚する積りなら甘い、危険を承知で自分は使わず他に撒き散らす方が罪は重い、「舐めんじゃないわよ」と、美樹の顔横の壁に右拳を激突させた。教訓、キレても右で壁を殴るのは止めよう。
∇「悪しき実」・・男か死んでいるとの通報。すぐに見つかった通報者の女は、同居していた男の素性を明かさず自分が殺したと言う始末。自殺か他殺か。男の左半身の体温の冷え方が遅く、一晩女が添い寝していた。部屋に木製の複数の小さな人形。服役歴のある男は、女を守るため殺し屋をしていた。男は贖いの樒の地蔵達を残し、耐え切れず自殺。樒・・その実は毒を有す。

| | コメント (0)

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »