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2014年3月13日 (木)

本269・・死都ブリュージュ

死都ブリュージュ・・G・ローデンバック著

Rodenbach_2・・沈黙と憂愁に閉ざされ、教会の鐘の音が悲しみの霧となって降り注ぐ灰色の都ブリュージュ。
美しい妻に先立たれたユーグは、死別の苦しみに耐えかねてブリュージュにやって来た。既に五年のやもめ暮らしが続く。彼がブリュージュを選び、そこに終いの住み家を見い出したのは、この町が彼の哀惜を具現し、亡き妻が死の都ブリュージュそのものだったから。ある夜、彼は亡妻と瓜二つの踊り子ジャーヌと出会う。身持ちの良くない放縦な女だったが、「類似」の悪魔に弄ばれ、最後にはこの女を絞め殺す悲劇を迎える。
・・世紀末のほの暗い夢の内に生きたベルギーの詩人が、限りない哀惜を込めて描く黄昏の世界。

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