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2014年4月24日 (木)

本274・・鬼の棲む家

鬼の棲む家・・吉村達也著

51dwps0231l__sx230_結婚1年の華子は、古びた借家で夫の亮介を電動工具で殺害。弁護士に「あの家には鬼がいた」と。家族から殺人者を出した一家の崩壊する心理を描く。
華子の父は、DVをした亮介こそが加害者で娘は被害者だと訴え、華子を救おうと躍起になるが、華子は面会を拒み旧姓に戻ることも拒否。華子の姉・和葉は長身故のコンプレックスで成長し、結婚を控えていたがこの事件で破談に。
亮介の両親は共に高2で親となった現ヤンキーで、自分等の至らなさを亮介へのDVで晴らし、その死で華子一家から賠償金を得る算段のみ。
勝手口のドアに刻まれていた「・・コロシテヤル」の文字。風呂場で亮介に湯に沈められ髪を切られた華子は、押し入れに隠れ、「・・シヌ、アカチャンゴメン」の血文字と手形を発見。大家の息子のDVで自殺したその嫁。
・・息子欲しさに幼い華子を虐待した父親は、その意識から逃れるため、後に華子を溺愛。風呂場で父に髪を切られた華子を押し入れに隠したのが和葉。幼児返りで押し入れに隠れた華子は、父の虐待を思い出し錯乱。「鬼」の本は父。亮介殺しは、殺人というより、DVをする思考回路のネジを外そうと・・

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