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2015年10月26日 (月)

本296・・黒い兄弟

黒い兄弟・・リザ・テツナー著

51d7rby51dl1830年代のスイス。山奥の貧しい農家生まれのジョルジョ(12歳)は、日照りに因る不作や母の怪我で、人買いの手でイタリア・ミラノの煙突掃除夫として売られて行く。道中で舟が転覆し少年達20人中助かったのは4人だけで、その内の一人アルフレドと友達になる。それぞれが親方の下で働き出すが・・
真っ黒に汚れ食事も寝床も満足に与えられず、親方家族からの虐待もある。町の少年達の「狼団」(ジョルジョの親方の息子アンゼルモも入っている)に馬鹿にされいびられる中、アルフレドを訪ね少年煙突掃除夫の同盟「黒い兄弟」の仲間にしてもらう。アルフレドは痩せ細り衰弱していく。「黒い兄弟」は「狼団」と争い勝つが、アルフレドが死の床で離れて暮らす(アルフレド兄妹は裕福だったが、両親亡き後叔父一家に虐げられた)妹ビアンカをジョルジョに託す・・
ジョルジョは仕事中窒息死しそうになり、親身な医者カセラに救われる。医師は、もしもの時はスイスの自分の所を訪ねる様に言ってくれる・・
卑怯なアンゼルモを追い出した「狼団」と「黒い兄弟」は仲直りし助け合う。劣悪な環境での状況が悪化し、ジョルジョ達4人はミラノから逃亡するが、過酷な追手に汲々としながらやっとカセラ医師の下に辿り着く・・

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