映画170・・愛を読むひと
愛を読むひと(2008・米・独)
第二次大戦後のドイツ。雨の日、15歳のマイケル(クロス)は、気分が悪くなりあるアパートの入り口で蹲っているところを21歳年上のハンナ(ウィンスレット)に助けられる。病後彼はハンナのアパートに通うようになり、男女の関係へ。ハンナはよく本を読むマイケルに朗読を依頼、オデュッセイア、犬を連れた奥さん・・。路電の車掌をしていたハンナは仕事振りを評価され事務職へ昇進。それ以来ハンナはマイケルの前から姿を消す。
8年後、大学のゼミ研究でナチス戦犯裁判(未必の故意による殺人で容疑者6人)の傍聴をしたマイケルは、裁かれるハンナを見出す。ハンナが筆跡鑑定を拒み罪を認めた事で無期懲役に。マイケルは、ハンナが朗読させるのを好み、残したメモが通じなかった事等で文盲と気付くが、ハンナを慮り誰にも告げられない。
その後マイケルは弁護士となり、結婚し娘を儲けるが離婚。罪を簡単に許すことも、弁護して救う事も出来ないが、一緒に苦しみを抱えて生きる事は出来るのか・・
ハンナの下へ朗読したテープを送り始めるマイケル(ファインズ)。刑務所で読み書きを覚え出すハンナ。服役から20年後、ハンナは仮出所となるが身内がいないためマイケルが身元引受人に。出所日、迎えに行ったマイケルは、ハンナが前夜首吊り自殺をしたと告げられる・・成人した娘と共にハンナの墓を訪れ、当時の事を語り出すマイケル・・
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